いちいち、音楽を考える。

音楽はフィーリングも大事だけど、いちいち考えてみたくなるんです。

【2023年11月号】最近、こんなのよく聴いてます。

こんばんは。キタダハルキです。

11月になったというのに、突如気温が高くなったり、急に平年並みに戻ったり…でも、そんなことぐらいいつの世でもあったやろ…とか気持ちが錯綜していますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、月が変わったということで…

当ブログ筆者のヘビープレイ紹介企画。

 

「最近、こんなのよく聴いてます。」やっていきたいと思います。

※先月号はこちら。

musictherapy.hateblo.jp

今月号も、多様なラインアップだと思います…。それではさっそく本題へ。

■The Earth Is Not A Cold Dead Place/Explosions In The Sky(2003)

The Earth Is Not a Cold Dead Place

 

First Breath After Coma

First Breath After Coma

  • Explosions In the Sky
  • ロック
  • ¥204
  • provided courtesy of iTunes

これは「店舗のレンタル10枚割引」キャンペーンで借りてきたアルバムです。

略称とかあるんですかね?彼ら。エクスプロージョンズ・イン・ザ・スカイ…長い。アルバムとしては、ひたすらに美しく…スケールの大きさと細やかさが同時に味わえるポストロックです。

The Earth Is Not a Cold Dead Place

The Earth Is Not a Cold Dead Place

  • Explosions in the Sky Music
Amazon

 

The Earth Is Not a Cold Dead Place

The Earth Is Not a Cold Dead Place

  • Explosions In the Sky
  • ロック
  • ¥1528

■M83/M83(2001)

M83


www.youtube.com

こちらも店舗で借りたアルバムです。たしかsyrup16gの五十嵐隆氏が紹介してたことで名前を知ったM83。名前を知ったのはもう20年は前のことですがやっと聴けました。

いやー、このアルバムは良かったですね…

現代のネオサイケデリアに通じるトリップするような気持ちよさというか…

音使いがわかりやすくドラマチックな展開で、どう聴いてほしいのかがわかりやすいのが好印象でしたね。

M83

M83

  • アーティスト:M83
  • Mute U.S.
Amazon

■Sunday at the Village Vanguard/Bill Evans Trio(1961)

サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード+5(SHM-CD)

 

Gloria's Step (Take 2) [Live]

Gloria's Step (Take 2) [Live]

  • ビル・エヴァンス・トリオ
  • ジャズ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

ビル・エヴァンスはほんと、よく当ブログでランクインしますね…。

やっぱり、音楽としての耐久性が高いんですよね。飽きられないというか。スタンダードの強みを改めて感じましたね…。

※初聴きの際のレビューはこちら。

musictherapy.hateblo.jp

■Mothership Connection/Parliament(1975)

Mothership Connection

 

P-Funk (Wants to Get Funked Up)

P-Funk (Wants to Get Funked Up)

  • パーラメント
  • ファンク
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

いやぁ…これはほんとよく聴きました。

ここからサンプリングされたドクター・ドレーのアルバムも連続して聴く、みたいなこともしつつ…。初めて聴いたときの興奮をキープしつつ…という感じでずっと聴けてますね。

※初聴きの際のレビューはこちら。

musictherapy.hateblo.jp

■Almost there/GRAPEVINE(2023)

Almost there [初回限定盤] [CD+DVD]

購入直後にレビューしたバインの新作が再生数1位になりました。

musictherapy.hateblo.jp

で、この聴いたときと比べて現在はどうか、というと…

もちろん名盤なんだけど、エネルギーがある一方で、鬱屈したものも思ったよりもダイレクトに出てしまっている*1ことにも気が付いて、うーんと思った面も出てきたのが正直なところ。

今回でその鬱屈したものを置いていけるか、とかはもしかしたら今後に関わってくるかもしれないなぁ…とかは思ったりします。

■まとめ:バインはもちろん、まだまだこの先にいける。

今号の個人的なMVPは…批判的な意見も出しましたがやはりバイン。

なんせ、楽曲の強度はやはり驚異的。衰えだしたりしても不思議じゃない年齢に差し掛かった中でむしろ「若い」アルバムを出してくれるのは奇跡に近いことなのかも、とも。それこそ、良くも悪くも批判を許さぬ空気が出始めると、だんだん「内向き」でしかないものになっていって先細ってしまうと思うんですよね。

ある意味、その批判的なフィーリングも出てきたからこそ、バインはもちろんまだまだこの先にいける、とも思ったんです。だからこそ、気が早いとは思いますが次の作品がどんなものになるのか、楽しみです。

 

…ということで、GRAPEVINEへの希望を抱きつつ、今号は締めたいと思います。

最後まで読んでくださって、ありがとうございます!

もしよかったら、あなたが最近聴いている音楽も、コメント欄などで教えてくださるとうれしいです。

それでは、また次の記事でお会いしましょう。

*1:歌詞がね…。シニカルな面は今までもずっと持っていたけれど、以前はもう少し上品に隠せていたような。思ったより直接表現やなぁと…。