こんばんは。キタダハルキです。
先日からiPodが接触不良気味でどうしたもんかと思っていて、ただそれは単なる汚れの詰まりのせいだったことが発覚。もっと管理せねば…という気持ちになったんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
※前回の記事はこちら。
今日のキーワードは…「コンセプチュアルに、飽きずに聴き終わる一枚」。
それではレビューしていきたいと思います。
■ReIdolized (The Soundtrack To The Crimson Idol) /W.A.S.P.(2018)
ロサンゼルスのヘビメタバンド、ワスプの'92年作品を、2018年に復刻・完全盤のような形で2枚組リリースしたアルバムです。
これ、すっごい聴きやすかったです。
2枚組コンセプトアルバムってことでスベるときついぞ…って事前の懸念は完全に杞憂でした。1曲の中でも目まぐるしく展開、だけれどもその中で抽象的になってしまっているような完成度の低い部分もなく、緩急も聴いていて終始飽きずにあっという間に約80分全16曲、聴き終わりました。
ザ・フーのコンセプトアルバムとしての名盤「トミー」に影響を受けた、とのことですが、なるほどと思うぐらい劇的なアルバムでしたね。
■終わりに:やっぱり、完全な形かどうかは大事。
レビューは以上になりますが…
実はこの作品、'92年リリース時はHR/HM誌以外からは叩かれもしたようでね。コンセプトアルバムとしては練りが足りない、みたいに。
それもそのはず。だって今回出たものが完全盤なのだから。今回追加された4曲は「制作当時にそもそもあったもの」ということで、その有無は当然大きいですよね。しっかし、10分とかあるような曲をやたらと長く感じさせずしっかり聴かせられるような作曲技術は素晴らしいと思います。
当時はそのステージングからイロモノっぽいイメージもあったようですが、そういうのなしで聴いてみてほしい作品だと思いますね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。