こんばんは。キタダハルキです。
めっきり寒くなりましたね。しかしまぁ、先月から今月にかけてはsyrup16gの記事をとにかくぞ!と連チャンで書いて、ひとまず書き上がって満足感の中で、毎月恒例の時期を迎えられたことに喜びを感じている今日この頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
ということで、今月も…
最近、こんなの聴き始めました。
12月号をお送りいたします。
※先月号はこちら。
毎日のように新しい音楽と出会う中、今月号ではどんな音楽を聴いてきたのか…。ということで、本題に入りたいと思います。
■Damn The Torpedoes/Tom Petty & The Heartbreakers(1979)
これ、アルバム邦題は「破壊」ってタイトルなんですけど…破壊感はなく、むしろ爽やかで万人に勧めやすいロックです。なんというか「ロック」以外のカテゴリに入れられないぐらいロックなんだけども、雑味なしの「芯喰ってる感じ」がセンス、なんだと思います。
リリース以降ずっと高評価を維持している、長く聴いていける一枚ですね。
■Funky Kingston/Toots & The Maytals(1973)
恥ずかしながら、レゲエ…特に洋楽になるとほぼ、ボブ・マーリィしかわからないに近い私にとって、完全に初めましてのトゥーツ&メイタルズ。ただ、実は「レゲエ」ってジャンルの起源は彼らの楽曲タイトルから来ているらしく、レゲエの祖と言っても過言ではないのかも。
ただ、レゲエがなかなか国際的には認知されず*1、という状況の中で…このリリース前年に音楽を担当した映画のヒットを足掛かりに打って出たのがこの作品。しかしまぁ、ポップな説得力のあるアルバムです。レゲエは聴きにくい…と思っている方にこそ、お勧めしたい一枚です。
■Shooting At The Moon/Kevin Ayers(1970)
上記の二枚とは打って変わって、ほぼポップさはないのがこの作品。
ケヴィン・エアーズはまぁ、このアルバムに限らずほぼ実験音楽のような感じです。ただでさえ曲が不思議な上に、響くバリトンボイスが怪しさをより増長してますね。ちなみにポップさはないと言いましたが、ところどころ思い出したように耳残りするポップな部分も出てきたりします。どないやねん。
ただ、その怪しさがクセになるというか…。それこそ、難解な絵を見てなにかひらめいたりするような感じ。
既存の音楽に飽きた人におススメ。
■Machine Gun Etiquette/The Damned(1979)
英国三大パンク*2の中で、日本だと知名度が低く感じるザ・ダムド。正直言うと、私もしっかり聴いたのはこの作品が初めてです。
調べてみると、このアルバムが一度解散したのちの再結成アルバムだそうで…ゴリゴリのパンクではあるものの、ポップさもあり、聴きやすい内容だと思います。むしろ、パンクにありがちな強すぎる主張が意外とないバンド*3なので、ひょっとすると他の大物パンクバンドよりも「薦めやすい」側面もあるかもしれないですね。
■BE:1/BE:FIRST(2022)
当ブログとしては異色かもしれませんね。友人と家族のプッシュの影響もありつつですが…ビーファースト、非常によく聴いています。
特に、私は例のドキュメンタリーはほぼ観ていない立場なので、ある意味フラットに「音楽だけ」で聴いている状態ですが、ここ最近のポップのトレンドをバシッと抑えつつ、わかりやすい曲とそうでないチャレンジングな曲も混ざっていて、すぐ飽きない(それどころか、もっとポップじゃなくても大丈夫なのかと思うぐらい)ところに「アーティスト」として勝負していける、という確かな自信を感じました。
特に、思い込みでアイドルやと思ってしまっている方にこそ聴いてほしいと思う作品です。
■まとめ:70年代から果ては最新まで…
今回はまさに、多様なラインアップになりましたね。
すべて他ジャンルで、70年代から果ては最新まで…
ただ、こういう聴き方が可能な時代になったんやなぁという感慨深さも感じます。
こういう自由をしっかりと受け取りながら、音楽を貪欲に、これからも聴きまくっていきたいと思いますね。
もしよかったら、あなたが最近聴いている音楽も、コメント欄などで教えてくださるとうれしいです。