こんばんは。キタダハルキです。
昨日はお迎えにいってきて、その足で台湾料理とお茶を楽しんできたんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
※前回の記事はこちら。
今回のキーワードは…「不仲での協働の果てに…」。
それではレビューしていきたいと思います。
■The Original Soundtrack/10cc(1975)
上記の超有名曲を含む、10ccの代表作となったアルバムです。
結論から言うと…試行錯誤の中で、いろいろやったんやろうなぁ…って感じのアルバムです。
その中でバチっとオリジナリティに繋がる化学反応が起こったのが『I'm Not In Love(M-2)』だったのかな、と。多相なコーラスワークながら、曲のボディはシンプルで、スッと入ってきますよね。そこがメガヒットの根幹のひとつになったんじゃないかと。
一方で、その他の楽曲は…苦難のあとというか、ちょっとそのとき直近で流行っていたもの…イエスやら、クイーンやらに似ているなぁ…みたいな感想が中心で…。
演奏技術自体はあるから曲としては成り立っているけれど「架空の映画のサントラ*1」というコンセプトだったと知り、ではアルバムを一枚画でとらえたとして、その映画らしき画が浮かぶのか?と言われると…うーん…。
もっとも、このアルバムを出したときには既に、レコーディングのルールや音楽活動観をめぐって不仲だったそうで…そこは加味しないといけないかも、とも思いましたね。
■終わりに:不仲で協働する難しさ…
レビューは以上になりますが…
やっぱり、不仲で協働は難しいという当たり前のところに行きつくなぁ…とも思いましたね。野心*2だけではなかなか…。
結局彼らはこの後、意見対立でバンドが真っ二つに分かれるような形になってしまう結果に…。無理やり続けるよりいいとはいえ、悲しいところはやっぱりありますね…。
ビジネスではあるので仲がいいだけでもよくないけれど…この辺りは難しいなぁと思わされますね…。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。