こんばんは。キタダハルキです。
先日からとある検定の勉強を始めたんですよ。そしたら、これだ!ってぐらいに勢いよくテキストを読めているのに自分で驚いているんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
※前回の記事はこちら。
今日のキーワードは…「泥臭く、まぶしすぎない素直なロックンロール」。
それではレビューしていきたいと思います。
■帝国喫茶 II 季節と君のレコード/帝国喫茶(2023)
初のワンマンツアーを終え、早くも2ndワンマンツアーが始まるという、勢いに乗るロックバンド・帝国喫茶の2ndアルバムです。
いやー、良かったです。ホッとしています。いつもそうだけど、2ndアルバムを聴くのって怖いんですよ…。乗り切ってくれてよかった…。
一番の彼らの武器は、音使いが素直ということ。
奇をてらったりせず、真っすぐドンって感じでね。で、前作はそれがともすれば勢い任せ(1stはそれでもいいのだけれど)とも聴こえる部分もはらんでいたんですが…
今回のアルバムではその勢いって武器はそのままに、ダークサイドに近いものも「素直に」出ているのが素晴らしかったです。それゆえか、若さがいい意味で眩しくない。背伸び感がないからかな?と思いますが。
そういうフィーリングが特に顕著だったのが上記楽曲です。『泥だらけの純粋』って、タイトルがもう見事。というか、これがアルバムタイトルでも良かったんやないかと思うぐらいの大名曲でした。
とにかく思うのは…ここから売れるにしても、この純度は保ったまま売れてほしい…ということですね…。
■終わりに:「帝国喫茶」という名前を認知してもらうためにも…
レビューは以上になりますが…
実は、ひとつだけこのアルバム…というか、アートワーク関連に関してだけは、絵自体は好きなんですが…きちんと「帝国喫茶の商品である」というのがわかる方がいいんじゃないかな…ということは思いました*1。パッと見だけでは、帝国喫茶だとわからなかったのが正直なところで…。
それこそ、1stアルバムのロゴはもう、一貫してどの場面でも使う*2バンドロゴでいいんじゃないか?と思うぐらい、素朴な音楽性とも結びついていて気に入っているものなので…
それはさておき、こういう手触りがオーガニックなロックらしいロックって、特に日本では貴重だと思いますし、これからも楽しみに聴いていきたいと思っています。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。