こんばんは。キタダハルキです。
昨日は味玉づくりのための半熟卵…なっかなかの苦戦っぷりだったんですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
※前回の記事はこちら。
今日のキーワードは…「怒涛のリリースラッシュに…」。
それではレビューしていきたいと思います。
■Walkin'/東京スカパラダイスオーケストラ(2012)
スカパラの'12年リリースのフルアルバムです。
ひとまず「らしい」スカパラだとは思いました。
複雑なことを考えずとも、とりあえず「緩急どちらでも踊れる」とは思いましたし、一曲単位で取り出せばもちろん一定のクオリティは担保されています。
ただ…この時期のリリースペースの絡みからくるヤツだとは思うんですが…1枚のパッケージにしたときの繋がり感はちょっと…。急に音像が変わったな、みたいに思う場面もチラホラ…。
そもそもスカパラは毎年1枚アルバムを作るぐらいのハイペースな制作ってのがある中で、前作のリリース以降3枚のミニアルバム、そして当作品、さらにはこの8か月後にまたフルアルバム…というように、かなりの駆け足っぷり。正直、私のようなライトなファンだとついていくのは大変って思っちゃったかな…。+αで、その前述の繋がり感を欠くアルバム内容だった、となると…。
もしかしたら「Walkin'」っていうタイトルは、もっとゆっくり行こうぜ、っていう自分たちに向けての戒めのようなものだったのかな、などと邪推したくなってしまう感じのアルバムではありましたね…。
■終わりに:ハイペースリリースの難しさ。
レビューは以上になりますが…
どうしても、スカパラのような大物であっても、ハイペースなリリースって敬遠しがちにはなってしまいますね…。音楽に割けるリソースは個々人で決まってますし、それこそ「ひとつのアーティストしか聞いてません」って方、そうそういないと思いますしね。
ただし、当アルバムに関して言えば、ミニアルバムには手が出なかった方がリリースをある程度まとめた作品がほしい、というニーズには応えられると思うので、それはそれ、という面もあるかな、とも思ったりはします。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。