こんばんは。キタダハルキです。
今日は書き溜めのときに現れる企画…
TSUTAYA店舗レンタル日記。やりたいと思います。
※このカテゴリで紹介する作品は私の探し方が正しければ、TSUTAYA DISCASでは取り扱っていなかった商品です。
※前回の記事はこちら。
今日のキーワードは…「アメリカ的郷愁、原風景はこんな感じ…?」。
それでは、レビューしていきたいと思います。
■Good Old Boys/Randy Newman(1974)
近年ではピクサー系*1のサントラの作曲家のイメージの方が強い、ランディ・ニューマンの'74年作品。
まぁったく知識なしで聴くと、アメリカ的郷愁、原風景はこんな感じなんだろうなというノリで終了しちゃう感じはあります。
で、これはさすがにアレやなと思って、英語版のwikiを読んできたところ…実際はアメリカ南部から見た北部への風刺*2が中心になっている、とのこと。
すごいのはそれが思い付き臭のするものではなく、歴史も踏まえながら*3音楽的一貫性も保って表現され切っていること。だからこそ、曲としては歴史を理解せずとも郷愁感は感じられたわけで。
正直、説明の必要な音楽だとは思うのでそこは完全に評価が分かれてしまうと思いますが、芸術としてみるとおもしろい作品だと思います。
■終わりに:難しい作品ではあるけれど…
レビューは以上になりますが…
まぁ、難しい作品ではあります。特に日本人としては歴史観がピンと来なかったりするのは仕方のないことだと思いますしね。
ただ、何回か聴いてるうちにだんだん「なつかしさ」みたいなものが生まれてきて、クセになるようなところもある作品だとも思います。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。