こんばんは。キタダハルキです。
平日のラッシュの時間帯でもないのに、最近電車の乗車率が高くて若干のストレスを感じているんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
※前回の記事はこちら。
今日のテーマは…「不穏な、穏やかさ」。
それではレビューしていきたいと思います。
■The Campfire Headphase/Boards Of Canada(2005)
スコットランドのエレクトロニカデュオ、ボーズ・オブ・カナダの3rdアルバムです。
1st、2ndもきわめて評価が高く、今作もその期待に応えられる作品だったと個人的には*1思いましたね。
今までのアルバムではもっとも穏やかな…まるで曇り空のような感覚というのが1回目聴いた感想でした。で、なんで曇り空とか思ったんやろうと思うと、穏やかながらも、音階的な意味では調和感が中心にあるわけではないというか…だから、同時に不穏な揺らぎも感じたんですよね。
もっとも、今日聴いたときには冷静に、アルバムタイトルにも含まれる「キャンプファイヤーの炎の揺らぎ」なんかな?とは思いましたけどね。と、本筋から少し逸れたような気もしますが、ぼーっとしたいときには本当にうってつけだと思います。
■終わりに:最初の所感も大事に。
レビューは以上になりますが…
実はこのアルバム、レビューが難航しました。
私は聴きながら思ったこと、発言したことをメモして聴いてるんですが…先述の曇り空みたいな感じ、ってのしか出てこず。レビュー順を後回しにして、いま4回目を聴きながらこの記事を書いています。
ただ、その1回目に書いてた「曇り空」ってのがとっかかりとして助けてくれて、それを糸口にできました。正直解釈としての「正しさ」を鑑みたら違うんだろうけど、突破口として機能するのは最初の純度だったりもすると思うんですね。
だからこそ、最初の所感も大事に。これからもレビューできたらと考えています。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。
*1:一部メディアからは「前2作と比べたら…」という批判もあった。