こんばんは。キタダハルキです。
忙しい期間も、あとちょっとの辛抱…と言い聞かせてやっているんですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のDMM月額レンタル日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【作風の中で争わず、穏やかに】。
それではレビューしていきたいと思います。
■放生会/椎名林檎(2024)
ご存じ、椎名林檎の今年発売された7thアルバムです。読みは『ほうじょうや』。インドの宗教行事と福岡の祭りのダブルミーニングになっているんですが、彼女のルーツに当たる福岡の祭りの読みを取っています*1。
前作『三毒史(’19)』と対になるアルバムで、前作では男声がフィーチャーされたのに対し、今作では女声がフィーチャー。コラボメンバーもかなり豪華です。
どれも良かったですが特に驚いたのが上記楽曲(M-5)における、のっち(Perfume)。こんなに歌えるってことを知らんかった…。強さを見せつける姿勢も初めて引き出されたもの、という感覚に思いましたね。
また、アルバムとしての「新しさ」はそのコラボで十分なバランスでもあるためか、ソロ名義の曲は割と安心感のあるデキ。聴いたことない!みたいな感じではないですが…やっぱり、この辺も必要なんですよね。これこれ!こういうのが聴きたいのよ…ってニーズに応えるところはさすがのプロ。
あと、コラボが全員同世代から後輩ラインだったのもあるのか、作風の中で争っているようなバトル風味がなくて*2穏やかに聴ける作品にもなっていると思いましたね。
聴きやすさで言えば近年の椎名林檎関連作品の中でも一番*3かも?と思いました。
■終わりに:削り出した感がなくて、聴きやすかった。
レビューは以上になりますが…
いやー、聴きやすい作品でしたね。なんかこう…先述のバトル感にも繋がりますが、削り出した感が最近では一番なかったかなと。
それにしても、コラボとソロが行き来してもごっちゃりせず、違和感のないアルバムを作れるところはほんま凄いですよね…。
※英訳だと『カーニバル』になるんですね…
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
※前回の記事はこちら。