いちいち、音楽を考える。

音楽はフィーリングも大事だけど、いちいち考えてみたくなるんです。

【2022年3月号】最近、こんなの聴き始めました。

こんばんは。キタダハルキです。

さて、早くも3月になりましたのでこの企画…

最近、こんなの聴き始めました。

 

3月号をお送りしたいと思います。

 

※先月号はこちら。

musictherapy.hateblo.jp

 

先月は個人的に相当忙しかった中でしたし、気分としてもしんどいことも多かったですが…案外そういう影響を受けたかも?と思う5枚が出そろった感じになりました。

それでは、さっそく始めていきたいと思います。

■Madvillainy/Madvillain(2004)

MADVILLAINY

 


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Accordion

Accordion

  • Madvillain, マッドリブ & MF Doom
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

ヒップホップは完全に勉強中で、超がつくビッグネーム以外は(要は、超のつかないビッグネームだと知らないことも多く…)名前すら聴いたことない、って段階で聴くことになることが多いんですが…Madvillainもそのラインでしたね。

ちなみに、このMadvillainはマッドリブ(プロデュース)とMFドゥーム(MC)のスペシャルユニットなんですが…それこそ、意味わからず聴いてても「ブラックな」ムードを音使いで感じさせるアルバムですね。仮面が目につくと思いますが、そういうキワモノ感とは裏腹に、非常に落ち着きがあって聴きやすいアルバムです。

結局、このユニットのオリジナル盤はこの1枚のみ。MFドゥームが一昨年逝去したため、いろいろあると言われていた未発表曲もお蔵なのかな…そこが残念ではありますね。

 

■Unseen World/BAND-MAID(2021)

Unseen World[通常盤]

 

当ブログでは昨年のベスト10に2枚もランクインしたBAND-MAID。

musictherapy.hateblo.jp

 

全作品ある程度聴きこんだうえで、ようやく昨年出た最新アルバムに追いついたんですが…これまたすごかったですね…。ホントまっすぐ進化していると思います。

 


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After Life

After Life

  • BAND-MAID
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

私が聴いた版は2枚組だったんですが「原点回帰」と「現点進化」にコンセプトが分かれていて、文字通りの中身になっていたと思います。原点回帰は初期のシンプルな懐かしさも、また現点進化には今までなかったようなアグレッシブさもありました。

それにしてもアメリカツアーも即日完売とのことで…いやはや、素晴らしい勢いだと思いますね。

 

■Random Access Memories/Daft Punk(2013)

RANDOM ACCESS MEMORIES

 

ずーっと気になっていたのに、リアルタイムではスルーしてしまって早8年超…。

 

なんでこれを聴いてなかったのか…。後悔しましたね…。

※この曲、930万枚売ったそうで…すげえな…。


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Get Lucky (feat. Pharrell Williams & Nile Rodgers)

Get Lucky (feat. Pharrell Williams & Nile Rodgers)

  • ダフト・パンク
  • ポップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

ただ、そう言うた手前でアレですが、出会ったのは今でよかったかも。リアルタイム当時やったら、ブラックミュージックへの耳が開いていなさ過ぎて高い情報量についていけなかったかもしれないので。

クラブミュージックでもあり、ファンクでもあり、ロックでもあり…非常に多方面のリスナーを満足させられる作品だと思いましたね。なんせゴリゴリにデジタルなダフトパンクに「ナマ」というフィーリングをここまで強く感じるとは思ってなかったので、そこについても感動しましたね。

 

■Journey In Satchidananda/Alice Coltrane(1970)

Journey in Satchidananda

 

ジャズの巨匠、ジョン・コルトレーンの奥さんでもあったアリス・コルトレーンの作品。帰依していたインド宗教の影響が楽曲タイトルや音楽性(聴いた瞬間インドっぽいってすぐ思うレベル)にも表れまくっていて、なんというか魂が落ち着く感覚があります。

 


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Journey in Satchidananda (feat. Pharoah Sanders)

Journey in Satchidananda (feat. Pharoah Sanders)

  • アリス・コルトレーン
  • ジャズ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

まぁ魂が…というと怪しそうですが、意外ととっつきやすい曲とも思いますんで、ジャズに興味があれば全然聴いていける作品だと思います。私は寝る前のストレッチのときに聴いたりしています。

 

■24時/サニーデイ・サービス(1998)

24時

 

今月号中でもっとも聴いたのがこの作品でしたね。

しかしまー、この作品のときは楽曲制作の中核を担う曽我部恵一(Vo./Gt.)の苦悩がすさまじかったようで…。

 

※これは冒頭のシングル曲ですが、全然「らしく」ないしシングルカットしなくていいじゃん、とか思っていたそう。名曲も名曲ですが…。


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さよなら!街の恋人たち

さよなら!街の恋人たち

  • サニーデイ・サービス
  • J-Pop
  • ¥204
  • provided courtesy of iTunes

 

アルバム全体として音像はとがってるし、曲調も「ごった煮」状態で本人曰く「誰が見てもバンドが混乱してるのがわかる」アルバム、とのこと。なんだけど…このスマートじゃ「ない」部分が出せていることで、よりバンドの「ピュアさ」が出ていて、人間らしい作品だと思います。

70分を大きく超える作品で聴きやすいとも言い難く、万人に勧めやすくはないけれど、ロックとして生々しい名盤だと思います。タイミングが合えばしっかりささるんじゃないかなと。

 

■まとめ。

今月は自分自身のささくれ立ちやら、それに伴う疲れを癒したいやらで、結構バラバラなラインアップになったと思いますね。

ただ、それだけ音楽と自分自身のリンクがある、ということ。振り返ってみるとやはりおもしろいなーと思いましたね。

 

もしよかったら、あなたが最近聴いている音楽も、コメント欄などで教えてくださるとうれしいです。