こんばんは。キタダハルキです。
先月は久々に、この月間記事以外の記事がやっと書けて、思いのほかブログが見られて…って流れで過ごしたんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
ということで、今月も…
最近、こんなの聴き始めました。
11月号をお送りいたします。
※先月号はこちら。
今月はねぇ…熾烈も熾烈でした。聴くヤツどれもが名盤で…その中から選りすぐった5枚はこちらでした…
■Blackwater Park/Opeth(2001)
プログレメタルはぶっちゃけ、ドリーム・シアターぐらいしか*1しっかり聴いたアーティストがいなかったんですが…
いやぁ…このオーペスはもう、品がありましたよね。
なんというか、聴いてる印象としてはもはや「クラシック」。複雑な展開も、それを難解って感じにとどめてしまわずに「ふつうに」聴けるのがすごいなぁと。10分超の曲が3曲と長尺でもありますけど、それにしっかり耐えうる強度のある1枚だと思います。
■The Best Of The Alan Parsons Project, Vol. 2/The Alan Parsons Project(1987)
うちの父の遺品群から掘り当てた一枚。名前だけ聞いたことあったもののどんな曲調かは知らず…。ただ、母に聞いたら「インスト」で気持ちいい感じやで、と言われて実家から借りて聴いてみたんですが…
うん、これは歌がむしろ主体やぞ…と笑。
それはさておき、AORとイエスのようなプログレの邂逅、という感じの大人の一枚という感じのアルバムです。あ、ちなみに聴いていく中でたしかに「インストの曲も」ありました…。
■Il Ballo Della Vita/Måneskin(2018)
いまや飛ぶ鳥を落とす勢い、といっても過言ではないマネスキン*2。サマソニも大盛況でしたね。
しかしまぁ、ポップ(例えるならマルーン5のような)かつ非・英語圏出身(イタリア)ゆえのラテン音楽を聴いたときのようなフィーリングに斬新さを感じました。あとはもう、映像を観れば明らかですが、モデルと言われても疑わないぐらいに、とにかく美男美女。そういうところも込みで、近頃元気のなかったロックをけん引できるか、どうか。
■Eli And The Thirteenth Confession/Laura Nyro(1968)
いやぁ…これはもうとんでもない名盤ですね…。さらに68年の作品と聴いてびっくり。マジですか?しかも19歳で出したの?
…というぐらい、歌の豊満さ・ジャズをベースに構築された複雑ながらもすっきりした曲の完成度もすさまじいです。新しさを感じますもん、むしろ。
一時期TSUTAYAディスカスで在庫切れ起こしてましたが…本当に本当に聴けて良かった…。特にアデルなどのブルーアイドソウルも聴ける方なら間違いなく刺さると思います。
■Radio City/Big Star(1974)
これはもう、とんでもない勢いで聴きましたね。今号の再生数1位の作品です。
なによりも驚いたのが、このアルバムが当時「売れなかった」ということ。
レコード会社とのいざこざがあったそうですが、それでもマジかよ?って思います。まだまだこういう音楽性はシーンの中心核にあったはずだと思うし。
ただ、確かに言われてみれば決定的な特徴を欠く作品…とも取れるかもしれない面はあります。キレイにまとまっている分ね。だけど、演奏・楽曲そのもの・バリエーション…など、どういう切り口でもハイレベルなまとまりを見せてくれる作品って、名盤と言われるものでもそうたくさんはないと私は思うので、強く推薦したい一枚ですね。
■まとめ:本当にハイレベルな作品群に。
今月号はバリエーションも出ましたし、マジでおススメしたい作品群です。実は選考漏れした作品でもう一記事かけそうなぐらい、今号を書く期間内で聴いた作品はハイレベルオブハイレベルでした。
もしよかったら、あなたが最近聴いている音楽も、コメント欄などで教えてくださるとうれしいです。