こんばんは。キタダハルキです。
もう6月になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、月替わりということでこの企画…
最近、こんなの聴き始めました。
6月号をお送りしたいと思います。
今月からようやく、iTunes破損事件の影響を脱して、数字上も正確なラインアップでお届けできます。いやこれが地味にうれしい…。
それでは、本題に入りますねー。
■Confessions/Usher(2004)
いやね、もうこれは懐かしい!って方も多いのでは?当時はまったく海外のR&Bに耳が開いておらず、この曲だけは知ってるけどアルバム単位では聴かずというまんまではや20年近く…てかこのアルバム20年近く前なのが怖すぎる…。
しかしまぁ、1時間を大きく超えるフルボリューム作品ですが、全世界1000万枚超、日本でも50万枚のスーパーセールス、さらに上記の曲は全米12週連続1位と、とんでもない作品です。
■Nightbirds/Labelle(1974)
まぁ、上記動画の衣装が衝撃的過ぎて入ってこないところもありますが、70年代ファンクを代表する一枚ですね。
しかし全体を通して非常に聴きやすい一枚ですね。それまでは音楽としての純度がよくも悪くも高すぎたのか、なかなかキャッチーになれなかった部分があったようですが、ある意味上記の動画が象徴するように吹っ切れた感がありますよね。
ちなみに、代表曲「Lady Marmalade」はこんな形でカバーされています…。メンバー豪華すぎィ!
■THE BLUE HEARTS/THE BLUE HEARTS(1987)
実はブルーハーツ、スタジオ盤は一回も聞いたことないままだったんですよね。
というのも、私が音楽を聴き始めたころにはもうハイロウズになっていて、そこでハマり切れずに「レジェンドだから、勉強のために聴く」という程度の立ち位置で聴いていたんですが…
いやぁ、このアルバムは本当に凄いと思いました。何よりびっくりしたのが音。勢いはあるけど粗野さが全然ないんですよね。きっちりまとまっていて聴きにくいパンクにありがちな「うわ、なんだこれ!」感がないというか。時代背景的にも「過激なバンド」が多くて世間的には敬遠されがちだったパンクシーンにおいて、国民的というレベルで売れることができたのはそこなんかもなーと。大げさではなく歴史的名盤だと思います。
■High Land, Hard Rain/Aztec Camera(1983)
先日、カラオケにいったときにこの曲が入ってて驚いたんですが…意外と日本で人気があったんですかね?ウィキを読む限りは渋谷系の流れに繋がった面も*1あるんかな?とは思いましたが。
アコースティック中心ながらも、キラキラした空気をまとっていて都会的なサウンドが特徴的なアルバムです。ニューウェーブ系に当たりますけど、人を選ぶ感じが意外と少ないアルバムだと思います。特にオザケンとか好きな方におススメ。
■LOVE ALL SERVE ALL/藤井風(2022)
いんやぁ…これはもう、CD買いました。
昨年の紅白を機にさらにワンステージ上昇した藤井風の最新作。なんというか、ブレないですね。2枚目の作品って、変わり過ぎたり守りに入ったり…という流れに入ってしまいがちですけど…順当に進化を見せてくれた作品になりましたね。
あと、disc2がカバー集なんですが…洋楽の入門にいいと思います。新旧織り交ざったバランスの良いラインアップになっていますしね。
■まとめ:今月はR&Bフレーバー強めのラインアップに。
今月はR&Bフレーバーがだいぶ強めのラインアップになりましたね。無意識ではありますけど、だんだんR&Bに慣れてきたんかなーと思います。私は基本的にはロック畑の人間ではありますが…こうやって守備範囲が広がるのは楽しいですね。
ただ、今月一番のおススメは実はアズテックカメラです。この5組では間違いなく一番知名度が低い(他4枚はメガセールス級)ですが、独自のポップさは現代にも通じるものやと思います。
もしよかったら、あなたが最近聴いている音楽も、コメント欄などで教えてくださるとうれしいです。
*1:Dr.のデヴィットがフリッパーズギターのアルバムに参加している。