こんばんは。キタダハルキです。
今回は第7回の「何を薦める?」問題です。
※前回の記事はこちら。
今回は…
当ブログでもよく取り上げているこちらのアーティストで行きたいと思います。
はい、緑黄色社会です。本当に勢いありますよね…。先日こんな記事を書いたんですが、こちらも意外とお読みいただけたようで、嬉しかったです。
そんなリョクシャカですが…そのリスナーに何を薦めるか?ってのは結構難しいところもありましてね。せっかくなら、少しでも世界が広がるように提案したい、ってのもありますしね。
ということで、悩みつつのチョイスになりましたが、本題に入っていきたいと思います。
■ハイセンス・超絶技巧のポップバンド。(School Food Punishment)
一番最初に思いついたのが、School Food Punishmentでした。
まー、とにかく演奏が上手い!ハイファイでデジタルな世界観を、非常にテクニカルなサウンドで築き上げています。ちなみに、リョクシャカのサポートドラムである比田井修氏の所属していたバンドでもあります。
ぶっちゃけると、リョクシャカを好きになったきっかけの中でも非常に大きかったのがこのバンドの存在でもあります。正直言って、SFPはもっと売れてほしかったので。だからこそ、現状のリョクシャカの大成功がうれしい、という側面も大いにあります。
ちなみに、この曲はタイアップでCMで流れまくっていたので耳馴染みがある方もいらっしゃるかも?
■バンド名から想像しにくいポップさ。(トルネード竜巻)
こちらは本当に知名度が低いですが…トルネード竜巻も大変、おすすめです。
まぁ、おそらく売れなかった理由の中に「楽曲と大きく乖離したバンド名」も少なからずあったのかな、とは思いますが…一聴して繊細ながらも複雑な楽曲構成が見て取れるバンドです。
なんせ、リョクシャカ好きならポストロック的な複雑な楽曲構成の中にポップさが見えるバンドを聴くのはおススメできますね。余談ですが、元メンバーの曽我淳一氏(Key.)はなんと、桑田佳祐氏のサポートメンバー*1としても活動しています…。
↓こちらはよりひねりが効いていて、リョクシャカ好きに勧めやすい曲。
■具体的な言及に、意外性を感じたバンド。(the band apart)
最後は迷いましたが…
具体的な言及があったうえで、かつ意外性もあったthe band apartをおススメしようかと。
いやね、なんでもこちらのリョクシャカの爽やかポップソングである「Landscape」、バンアパとK-POPを足して2で割ったらどうなるんか、っていう実験から作られたらしいんですよ。
個人的にはこの、清涼感のある音使いにバンアパっぽさを感じましたかね。で、ダンス要素がK-POPっぽさというか。しかし作曲者の穴見真吾氏(Ba.)もなかなかの発想力やんぁと思います…そんな組み合わせ、考えたこともなかったですもんね。
バンアパは日本のロックに「テクニカル・洗練性」を大きくもたらしたバンドだと思っています。やっぱり初めて聴いたときは「本当に日本のバンドか?」って思いましたもんね。
↓この曲を初めて聴いたときの衝撃はいまだ忘れられないですね…。
■まとめ:テクニカル・洗練性・ポップさは陳腐化しない。
さて…今回はリョクシャカを題材にしましたが…
やはり「テクニカル」「洗練性」「ポップさ」がキーワードになりましたね。
今回、選出に当たって改めて3バンドとも聴きなおしましたけど、やはり技術は強いと思いました。陳腐化しないなーと(なんなら、まだ理解しきれていない面も)。やっぱりふと思い出して聴きたくなる感じが改めてありますね。
あなたなら、リョクシャカ好きにどんな音楽を勧めますか?
コメントやツイッターのリプなどで教えていただけたら嬉しいです!
*1:サザンの「アロエ」「天国オン・ザ・ビーチ」などの編曲にも携わっている。