こんばんは。キタダハルキです。
さて、新しい企画として…
せっかくTSUTAYA DISCAS長いこと使ってるんやから、新しく聴いた作品*1のレビューを即座にやってみるってチャレンジをしてみようかと。
なんせ、私は音楽聴いてるときに結構口が動くというか。それがやっぱり自然というか…そういうのを残してみたいと思うようになって。力みすぎた感じじゃなくて、もっとライトな感じでできればと。
その一方で、ただワーっとしゃべると私の性格上、言っちゃいけないことも言ってしまいそうなので、そこは自制すべくやはりブログに書いて、という形でやろうかと。
というわけでさっそく、今日初めて聴いた2枚について話していきます。
■pink blue/緑黄色社会(2023)
やっと聴けました、ハイ。リョクシャカの最新アルバムです。
冒頭の「ピンクブルー」から意外性があり…守りに入らず、という姿勢を感じたと同時に、リスナーをだまし討ちしない誠実性も感じましたね。1曲目で今までと違うフェーズに入るぞ、って表明を感じましたしね。
先述の鋭いサウンドをはじめとして、曲の幅もジャジー(M-5)から柔らかなポップス(M-6)から…なんせ、思い通りに曲を書けていると思います。曲の配分もバランスよくそれぞれのメンバーが書けていて、バンドとして健康体なのも個人的に素晴らしいと思いましたね。
■HEAT ISLAND/Rhymester(2006)
いまやヒップホップシーンの重鎮感もあるライムスターの06年のアルバム。
タイトルの「ヒートアイランド」が指すものは日本(というか、地方在住者の筆者からすると「東京」という感じ)。
それゆえに社会派なリリック*2も乱れ打ちで、当時の情勢を思い返しても結構言うとるな、という印象は受けました。
だけれど、ライムスターのいいなと思うところはキレ散らかして終わりじゃないというか…下世話なギャグもありつつ、他者批判にとどまらず自己批判(ダメな自分もさらけ出す、というところ)もできていて、いろいろあるけどそれでも生きていく、という明るさも感じるんですよね。
だから、批判にもヘンにヒートアップせずにクスっと笑いながら聴ける。このバランスが絶妙やなと思います。
■終わりに:いきなりの謎の取り合わせ…
初回はこんな感じになりました。
いきなりリョクシャカとライムスターという謎の取り合わせになりましたが…こういうミスマッチさも楽しみながら話していけたらと思います。