こんばんは。キタダハルキです。
しかし、ちょっとここ最近の暑さものすごいなと…。なんとか外にも出て、バテ防止も心掛けていきたい今日この頃ですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
ということで、今月もこの企画…
最近、こんなの聴き始めました。
7月号をお送りいたします。
※先月号はこちら。
今月は熾烈でした。回数だけなら同率クラスも何枚もあった中ですし、名盤だらけです。それではさっそく本題へ…。
■Histoire De Melody Nelson/Serge Gainsbourg(1971)
これは特別な思い入れがありましてね。
長らくの間「名前は知ってるけどどんな曲かは全然知らない系」だったセルジュ・ゲンズブール。実は、例の「NME名盤リスト」に入っていてずっと存在が気になってたんですよ。ただ、TSUTAYAディスカス在庫切れだったので、つべで1曲目だけ試聴して購入を決意…しかし、なんとタワレコでも「在庫ないっす、すまんの」となりキャンセル…
ということで、わざわざ渋谷のTSUTAYAに出向いて*1借りてきた作品です。
いやー、それだけの価値はあったと思います。というか、思ったよりロックなアルバムだったのにも驚き。コンセプトアルバムらしい「全体で一枚の画」という感覚が大きいアルバムです。
しかしまぁ、声しかり、ビジュアルしかり…セルジュ・ゲンズブールはセクシーそのものだなと思いましたね…。
■Déjà Vu/Crosby, Stills, Nash & Young(1970)
こちらも個人的に因縁深いというか…。
こちらは「ローリングストーン誌の名盤リスト」に載っていた作品で、結構な上位*2にランクイン。だったんですが…このリストを知った当時の私、カントリーに苦手意識がありまして…ちょっと聴くのを後回しにしてたんですよね。そしたらまんまとTSUTAYAディスカスの在庫が消滅してしまって、聴くに聴けず…で、はや4年ほどか…。渋谷のTSUTAYAで借りてきました。いや渋谷TSUTAYAマジで最高…。
私としては、後回し当時と違い、カントリーも聴くようになってきて、の今ですが…これ、それこそこの4名のアルバム(ソロも含む)でも屈指の聴きやすさだと思います。入門編っぽく捉えてもいいかも?メロディ中心に聴いて問題なく気持ちいい作品だと思いますし、おススメです。
■Chilli Beans./Chilli Beans.(2022)
今号の中で激推しはこのChilli Beans.ですね。ライジングサンの出演者リストからピックアップして聴いたんですが…いやはや、ブレイク候補だと思います。
クリーンなコーラスワーク、影響を受けたというレッチリ直系のファンキーなギター、ただ、その単一の影響にとどまらないバラエティ豊かな楽曲群、そして何より曲の温度がクールにコントロール出来ていて、押し付けてこないエレガントさも併せ持っていると思います。
しかしまぁ、音楽塾Voice*3…あなどれませんね…。
■Welcome To Sky Valley/Kyuss(1994)
私、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジが好きでして。最新作も購入したんですが…その主宰であるジョシュ・オムが名を上げたバンドこそがこのカイアス。これもまた、渋谷TSUTAYAでようやく見つけて借りられました…。
組曲形式の3作品+ボーナストラック、って構成ですが…このころからブレない音の方向性で…当時は大きな商業的成功は出来ませんでしたが、後年の成功とともに評価が高まったアルバムでもあると思っています。しかしまぁ、音の方向性は一貫性がありますけど、リズムに工夫があるからか飽きにくいんですよねぇ…。
■ATTITUDE/SOUL'd OUT(2008)
2号連続再生数1位になりましたね…。いやはや、このアルバムも本当に良かったです。
1曲目「STEALTH」から、今までのギラギラしたテイストから少し落ち着いた変化を見せることで、音楽的な進歩を示しつつ…
今作では「歌」を重視したテイストが中核*4になっています。もっとも、この歌の部分が正直言うと好き嫌いが大きく分かれてしまうかもしれません*5が、それでもエンターテインメントとしての機能性は相変わらず抜群で、口ずさみたくなる要素だらけで気づいたらしょっちゅう聴いてる、ってなるアルバムだと思います。
■まとめ:渋谷のTSUTAYAは偉大。
今号は、渋谷のTSUTAYAにいけた感動が大きくて、そこが中心核にもなった気がします。昨今、店舗のTSUTAYAは縮小が止まりませんが*6、やっぱり店舗ならではのワクワク感は本当にあるんですよね。
いつまであるかわからないんで(渋谷は正直まだ生き残れるとも思うけど…)、これからも利用していきたいと思いましたね。
もしよかったら、あなたが最近聴いている音楽も、コメント欄などで教えてくださるとうれしいです。