こんばんは。キタダハルキです。
昨日、リズミカルな音楽に乗せて…トラックがチャリをウッキウキで撤去してるのを見かけたんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
※前回の記事はこちら。
今日のキーワードは…「コーラスの流麗な、ソフトロック路線」。
それではレビューしていきたいと思います。
■CSN/Crosby, Stills & Nash(1977)
フォークロック界のスーパーグループ、クロスビー・スティルス&ナッシュ(以下CSN)の'77年作品です。ニール・ヤング抜きのCSN名義としては8年ぶりのアルバム。
相変わらず、多層コーラスは流麗で、本人たちの特色はしっかり出ている作品だと思います。このコーラスが好きなら…と思います。
一方で、時代(70's後半)に合わせたソフトロック*1路線も導入しているわけですが、多層コーラスアプローチで呑み込んでしまっている分、新しいことをやっているように聴こえない面もあるのはもったいなくも感じる面も。せっかく新しいことしたんだから、アプローチは旧来のものでなくてもよかった*2ような気も。
それでも、先述のコーラスは圧倒的オリジナリティでもあるので…どこにウェイトを置いて聴くかで評価がパカっと割れる作品かなと思います。
■終わりに:保守性も大事だとは思うだけに…
レビューは以上になりますが…
綺麗な作品だとは思う一方で…みたいなものも、個人的には感じる作品ではありましたね。ただ、ある程度の保守性も大事だとも思うだけに…難しい…。
もっとも、当然ではありますが音楽としての品質は十分すぎるぐらい高く、全米で400万枚売ってる作品です。ですので、聴きやすさとしては全く問題ない、ということもお伝えして、今回は締めたいと思います。
それでは、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。