いちいち、音楽を考える。

音楽はフィーリングも大事だけど、いちいち考えてみたくなるんです。

「抽象度」と「思いやり」。今日のTSUTAYA DISCAS日記。#2

こんばんは。キタダハルキです。

おとといからはじめました新企画…

 

今日のTSUTAYA DISCAS日記。

 

さっそく見ていただけたようでうれしいです。ありがとうございます。

※前回の記事はこちら。

 

musictherapy.hateblo.jp

 

筆者の居住地域は配送センターが近いためか、基本的に「2~3日に1度」新しいCDを送付していただけている*1んですが…さっそく今日送付していただいたヤツを聴き終わりましたので、レビューしていきます。

■ENERGY/Disclosure(2020)

エナジー


www.youtube.com

 

Birthday

Birthday

  • ディスクロージャー, Kehlani & Syd
  • エレクトロニック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

数年の活動休止を経て2020年にリリースされた、イギリスのハウスデュオ・ディスクロージャーの3rdアルバム。

端的に言うと、前作よりリズム部分にかなり重点が置かれている感じ。歌ものもメロディの抽象度が高まって、むしろ聴き続けやすさは上がった気がします。個人的にはこっちの方が好みです。単純に部屋で流しておく分として、空気感がこっちの方が気持ちいいかなと。

ただし、ポップなアルバムの方がいい!って考えるなら前作「Caracal」の方が聴きやすいかも*2。そこは好みで、という感じです。

 

ENERGY

ENERGY

  • ディスクロージャー
  • エレクトロニック
  • ¥1935

 

■ひみつスタジオ/スピッツ(2023)

ひみつスタジオ (通常盤)


www.youtube.com

 

美しい鰭

美しい鰭

  • スピッツ
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

いやーもう、すごいですよね…。1曲目から最後まで、終始安心させてくれますね…。

改めて思うのは…楽曲の中で野獣のように「主導権の取り合い」みたいなこと*3をしていないのがやっぱり素晴らしいなぁと。楽曲ファーストであり、ファンファーストだなぁといつも感じます。思いやりがあるというか。

その安心感を「マンネリしている」とも言われたりするスピッツですが、新しいことを全くしていないわけではなく、まさかの「全員ボーカルにトライ(M-6「オバケのロックバンド」)」したり、音色も各曲細かくポジションがずらされていて、ちゃんと食べきれる味付けになっているところも、サスティナブルですよね。

…というような感想を、また数年後に言うんやろうなと思いますし、その幸せをまた味わえますように、ということですね。

 

Himitsu Studio

Himitsu Studio

  • スピッツ
  • ロック
  • ¥2139

 

■終わりに:意外とこの形式、書きやすい。

今回もディスクロージャーとスピッツっていう、横並びにはそうならんやろ…って取り合わせになりましたが…この形式で書いていくの、書きやすいですね。

どうしても音楽に関してどうにか発信できないか、ってのはずっと考えていたことなので、続けていけたら…と思いますね。

*1:もちろん、返却していることが大前提。

*2:なんなら、1st「Settle」から入ってもいい。きわめて評価の高いアルバムです。

*3:メロディラインの主導権や、音量配分を我慢できなかったり、というニュアンス。