こんばんは。キタダハルキです。
今日は書き溜めのときに現れる企画…
TSUTAYA店舗レンタル日記。やりたいと思います。
今日のキーワードは…【音が鳴り始めた、その瞬間に】。
それでは、レビューしていきたいと思います。
■Live At Leeds/The Who(1970)
ザ・フーの伝説的な評価を得ているライブアルバムです。私が聴いたのは原盤ではなく、'01年リリースのデラックスエディション。
実は私、基本的にライブアルバムって苦手でして…
録音を超えられないことがほとんどで、なんならちょっと「おいおい…」みたいな演奏クオリティのものも耳にすることがあって…。だから、ザ・フーにおいてもまずはスタジオ盤から、って感じで聴いてたんですよね。
で、評価の高い作品を聴くうちに彼らのノリに慣れてきて、そろそろチャレンジしてみるか!と意を決して聴いてみたんですよ。
…もうね、チューニングチェック後のアルバムのバンド全体での一音目(上記楽曲)が鳴った瞬間にびっくりしました。
持ってかれました。というか、ちょっと泣いちゃった。ロックのダイナミズムのすべてが存在している感じ。バンドとしての衝動を身体が思い出した、というか。そのままの勢いでずーっとドライブしてくれましたね。
また、ギターのピートいわく、このときの聴衆も素晴らしかったそうで…まさに舞台すべてで作り上げたんだなと。全員が音に集中していたんやなぁ…と実感させられました。
そりゃー、伝説としてリーズ大学に記念プレート飾られるわな…。
■終わりに:あっけに取られて放心状態。
レビューは以上になりますが…
いやぁ、すごかった。聴いてあっけに取られて放心状態…みたいなアルバムは本当に久しぶりでした。
しかしまぁ、みんなで一体感をもってデッカイ音を鳴らす、ってやっぱいいなと思いました。基本的な「バンドって、楽しいで!」ということを思い起こさせてくれる一枚だと思いますね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★関連(個人的お勧め含む)作品・記事
↓当アルバムでも披露されているザ・フーのライブ定番曲『Young Man Blues』は、実はジャズのカバー。その原曲が収録されているのがこちらの作品。モーズ・アリソンはザ・フーだけでなくストーンズ、ヤードバーズら「に」影響を与えた、といえばすごさが伝わるかと…
※前回の当カテゴリの記事はこちら。ギター一本でサウンド構成のすべてを賄い切る超絶技巧光るジャズアルバムです。

