いちいち、音楽を考える。

音楽はフィーリングも大事だけど、いちいち考えてみたくなるんです。

【2022年1月号】最近、こんなの聴き始めました。

こんばんは。キタダハルキです。

さて、新年一本目の記事は…

 

最近、こんなの聴き始めました。

 

っていうヤツです。これを月刊スタイルでやっていこうと思います。

一応、この「最近」の定義ですが…昨年の11月に音源を入手したもの(例によって、その月にリリースされた、という意味ではありません)という形です。なぜその時期に得た音源の話をいまするのかというと…さっきの定義だと11月30日に入手した音源はたいして聴いてなくて当たり前、ってなっちゃうから。要は、11月末にゲットしたものでも一か月は聴いてる状態つくってから…って形をとりたかった、ってことです。

で、再生回数が多かったものの中から、特にお気に入りの5枚を紹介します。

■Noel Gallagher's High Flying Birds/Noel Gallagher's High Flying Birds(2011)

 

言わずと知れたオアシスのギターであるノエル・ギャラガーのデビューソロアルバムです。いやこれ、本当に今更で恐縮なんですが…

 

そもそも私、オアシスをしっかり聴き始めたのがごく最近なんですよね。

 

ぶっちゃけ、バンドをがっつりやってたときにはハマり切れず…どっちかというと苦手なバンド寄りだった*1んです。そんなこともあって、ノエルのソロにも興味を示さずずっとスルーしたまま10年が経過。

ですが、試しにお勉強しようと、オアシスの4枚目以降のアルバムも聴いたらそこでがっつりハマって、オアシスのオリジナル盤はすべて聴いたうえでノエルのソロに到達できました。

 

で、その結果は…今回紹介するものの中で一番聴きました。これで十分すぎる結果かなと。


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とにかく音が好きですね。ストリングス・ホーン・コーラスのアレンジも品があって、バンドらしさを損ねていないです。それらも込みで「オアシスっぽすぎない」*2ところに、ソロでやっていく意義を感じました。


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オアシスに興味があれば聴いて損ナシの作品だと思います。しかし、オアシスはノエルがキーマンやったんやな…と改めて思う結果でしたね…。

 

■Night Flow/パソコン音楽クラブ(2019)

 

二年ちょっとまえぐらいからネット上で頻繁に名前を目にするようになった、パソコン音楽クラブ。この作品も思った以上によう聴きましたね。当たり前かもしれないけれど、タイトルとアルバムの中身がきちんと合っていて、コンセプトもハッキリしていると思いました。夜によう聴いてます。

 

なんでも、80年代・90年代の機材で楽曲制作をしている*3らしく、極めて懐かしいフィーリングも感じます。


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思えば、この「パソコン音楽クラブ」というユニット名にも、ともすれば冷たく・無機的になってしまうDTM界隈の中で、オーガニックな温かみが伝わってくるなと感じますね。

 

■別世界旅行 ~A Trip in Any Other World~/THE COLLECTORS(2020)

 

昨年で活動35周年を超えた、もう大ベテランも大ベテランのコレクターズ。

そのオリジナル盤では最新作。実は、名前はもちろん存じていましたが、音源を入手してしっかり聴くのは今作が初めて。

 

いやぁ…これはもっと聴いた方がいいと思いましたね。

 

勝手ながら、正直もっと「旧さ」を感じると思っていたんですよ。モッズスタイルをずっと貫き通している姿勢からも、特定の濃いファンがずっと応援しているタイプのバンドかな…と。


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でも、もう一発目の「お願いマーシー」から、そういう余分なフィーリングをぶっ飛ばす軽快なナンバーで、一気に楽しくなりましたね。もう、これぞロックアルバム!っていうチープな感想すらありにしてくれそうなフィーリングがあります。

アルバム全体として、歌詞からは随所にコロナ禍や世界情勢についてのシリアスさもありつつ、「としまえん」の閉園へのノスタルジーの身近さ(「夢見る回転木馬」より)なども相まって、とっつきやすい総合的なメッセージが内包されている「いまを生きている」快作だと思います。

 

■アメリカ大好き!/KOJI1200(1996)

 

はい、皆様ご存じ(?)、今ちゃんの歌手活動ですね。

 

この作品、なんとあのテイ・トウワがプロデュース…。それだけあって、楽曲が非常に高品質かつ、「KOJI1200のアメリカツアー」というコンセプトもアルバム全体で通底しきっている、かつ本分である笑いも多分に含まれているという意味でもアルバムとしてすごいなーと思います。

ちなみに今ちゃん、デュラン・デュランなどのニューロマンティックがお好きだそうで…。そのあたりの音楽的理解もこのアルバムに大きく寄与していると思います。ナウロマンティックはガチのマジで名曲だと思います。


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■69 Love Songs/The Magnetic Fields(1999)

 

このアルバムは文字通り、69曲のラブソングが詰まったアルバムです(3枚組)。全部一気に聴くと約3時間という、前代未聞クラスのボリューム…。もちろん、聴きやすいポップな曲ばかりが集まったようなアルバムではありません(たぶん、その感じだと逆に聴けないと思う)。

 

なんですけど、アコーディオンなど多彩な楽器が使われていて音づかいの幅が非常に広く、印象としてはどんどん進んでいっていつのまにか終わっているような感じ。なおかつ、キラーチューンになりうる曲もきちんと入っている(「Papa Was A Rodeo」はほんとわかりやすく名曲だと思います)。決して空気感がバラバラしていないのがすごいなーと思いましたね。


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それにしても、ステフィン・メリット(主宰)の声はクセになりますね。包まれるような父性あふれるバリトンボイス。それとは対照的なやんちゃでお転婆なクラウディア・ゴンソンのボーカルもナイスマッチ。

 

 

 

■おわりに。

はじめてやってみた感想ですが…これは備忘録にもいいかも。毎月結構な枚数を聴くことになるので、こうやって文字にしていくとどう思ったのかを昇華していくのに繋がると思いますしね。

 

ということで、評判に関わらず来月もこれ、やりたいと思います。

もしよかったら、あなたが最近聴いている音楽も、コメント欄などで教えてくださるとうれしいです。

*1:1~3枚目は聴いていた。2ndに当たるモーニンググローリーはもちろん好きだけど、3枚目が正直苦手で聴かなくなった…。

*2:特にダンサブルな"AKA... What a Life!"に顕著。こんな感じの曲なかった気がします。

*3:原典『パソコン音楽クラブ『Night Flow』 フェティッシュな愛で描いた新作が宿す、いつか失われていく感覚とは?』より。