こんばんは。キタダハルキです。
昨日は寒すぎて雹のようなもの?が降っていたようですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
※前回の記事はこちら。
今日のキーワードは…「若い音楽性から、少しだけ脱却」。
それではレビューしていきたいと思います。
■Paramore/Paramore(2013)
いまやアメリカを代表するポップパンクバンド、パラモアの'13年のアルバムです。
筆者はパラモア、実は結構久しぶりです。若い時はほんとよく聴いてた(特に2nd)んですが、なんとなく聴かなくなって…って感じで来てたんですが、自分のiTunesの再生データで順番が回ってきて久々に…という流れで聴きました。
結論から言うと、若い音楽性から、少しだけ脱却という感覚でしたね。
こう書くと、そこまで高評価じゃないように見えるかもしれませんが…そうではなくて。ポイントは「少しだけ」ってところ。あくまで「若さからの」「脱却が」「少しだけ」というところが素晴らしかったんですよね。ボーカルだけにフォーカスが当たり過ぎておらず、曲自体に聴きどころがあるのが大きいというか。
パラモアの印象って、エネルギッシュだと思うんですよ。そんな中、急に老成されたって困るわけです。旧来のが好きだった人が聴いても戸惑うだけだし、聴いたことがない人からしても「こんな感じか…」ってなっちゃうし。そういう中で、こう…分断を生まない感じと言いますかね。旧来ファンも納得するだろうし、ここから聴きはじめてもいけそうな「繋がれる作品」という意味で非常にいいアルバムだったと思います。
■終わりに:自己を肯定しながら、成熟していく。
レビューは以上になりますが…
パラモア、成熟感があって非常に良かったと思います。しかもそれが自己否定的なところから来るのではなく、圧倒的な肯定からくるような、パワフルさを堅持してのものだったのがまたカッコよかったです。
このアルバムで一気に評価を高め*1、格をあげることにも成功したパラモア。急ぎ過ぎないペースで活動中ですが、これからも楽しみです。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。
*1:ブレイクは先述の2ndですが評価は伸び悩んだ。