いちいち、音楽を考える。

音楽はフィーリングも大事だけど、いちいち考えてみたくなるんです。

Paramore/Paramore(2013)今日のTSUTAYA DISCAS日記。#102

こんばんは。キタダハルキです。

昨日は寒すぎて雹のようなもの?が降っていたようですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。

※前回の記事はこちら。

musictherapy.hateblo.jp

今日のキーワードは…「若い音楽性から、少しだけ脱却」

それではレビューしていきたいと思います。

■Paramore/Paramore(2013)

パラモア


www.youtube.com

 

Still Into You

Still Into You

  • パラモア
  • オルタナティブ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

いまやアメリカを代表するポップパンクバンド、パラモアの'13年のアルバムです。

筆者はパラモア、実は結構久しぶりです。若い時はほんとよく聴いてた(特に2nd)んですが、なんとなく聴かなくなって…って感じで来てたんですが、自分のiTunesの再生データで順番が回ってきて久々に…という流れで聴きました。

結論から言うと、若い音楽性から、少しだけ脱却という感覚でしたね。

こう書くと、そこまで高評価じゃないように見えるかもしれませんが…そうではなくて。ポイントは「少しだけ」ってところ。あくまで「若さからの」「脱却が」「少しだけ」というところが素晴らしかったんですよね。ボーカルだけにフォーカスが当たり過ぎておらず、曲自体に聴きどころがあるのが大きいというか。

パラモアの印象って、エネルギッシュだと思うんですよ。そんな中、急に老成されたって困るわけです。旧来のが好きだった人が聴いても戸惑うだけだし、聴いたことがない人からしても「こんな感じか…」ってなっちゃうし。そういう中で、こう…分断を生まない感じと言いますかね。旧来ファンも納得するだろうし、ここから聴きはじめてもいけそうな「繋がれる作品」という意味で非常にいいアルバムだったと思います。

 

パラモア

パラモア

  • アーティスト:パラモア
  • ワーナーミュージックジャパン
Amazon

 

Paramore

Paramore

  • パラモア
  • オルタナティブ
  • ¥1630

■終わりに:自己を肯定しながら、成熟していく。

レビューは以上になりますが…

パラモア、成熟感があって非常に良かったと思います。しかもそれが自己否定的なところから来るのではなく、圧倒的な肯定からくるような、パワフルさを堅持してのものだったのがまたカッコよかったです。

このアルバムで一気に評価を高め*1、格をあげることにも成功したパラモア。急ぎ過ぎないペースで活動中ですが、これからも楽しみです。

 

それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう。

*1:ブレイクは先述の2ndですが評価は伸び悩んだ。