こんばんは。キタダハルキです。
今朝はゆっくり起きて、もう14時半か…と思いながらこの記事を書いているんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
※前回の記事はこちら。
今日のキーワードは…「ケモノミチからの、次の一手は」。
それでは、レビューしていきたいと思います。
■miss you/Mr.Children(2023)
ご存じ、ミスチルの新作アルバムです。
「いつまでも待つよ」と
言ってたっけ あの人
今何してるかな?
(ケモノミチ)
アルバムとしてはものすごくマットな仕上がりです。
余計な音が鳴っておらず、華美さはほぼ皆無。4人でやってるだけではないけれど、ロックバンドだと言うことを思い出させてくれる感じ。打ち込みももちろんありますが、あくまでデジタルというよりフィーリングはオーガニックな土の香り。楽曲面はむしろ、パブリックのニオイをかなり抑えて、飽きが来にくい音像。きわめてハイレベルだと思います。
その一方で、歌詞に関しては…まぁ、問題作も。
ネットでも話題になっていた「アート(M-6)」や、アルバムタイトルと直に繋がる内容の歌詞である「ケモノミチ(M-10)」をはじめとして、正直に言ってしまうと「拗ねるなよ…」とは感じました。なんというか、歌詞を中心核に置いて聴いてしまうと…例えるなら、夫婦喧嘩とかでキレた方が「バンッ!」ってドアを叩きつけるように出ていって、終盤3曲で様子・ご機嫌伺いをしてる、みたいな画に見えてしまう面が私としてはありました。
こういう吐き出しの過程を終えて、次どういう一手がくるのか、によってこのアルバムの評価は決まりそうな気がします。
■終わりに:こういうアルバムの後は「次」がカギ。
レビューは以上になりますが…
やはり問題作との評価が多いようですね。長尺のレビューも読んできましたが、なるほど…と思わされました。ただ、やはり私の場合はそのレベルでレビューをかけるほどの熱心なファンではないのが事実。後期ベストでもう一回聴きはじめた、みたいな属性なので…。
そういう立場なので、特に歌詞について複雑な気分にはなりましたが、この吐露が本人の癒しに繋がって、これからのミスチルを強くするようなものになればいいんじゃないか、と思います。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。