いちいち、音楽を考える。

音楽はフィーリングも大事だけど、いちいち考えてみたくなるんです。

Suffer/Bad Religion(1988)今日のTSUTAYA DISCAS日記。#86

こんばんは。キタダハルキです。

11月に似つかわしくない暑い日になってますが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。

※前回の記事はこちら。

musictherapy.hateblo.jp

今回のキーワードは…「鋭くも品のあるハードコアパンク」

それでは、レビューしていきたいと思います。

■Suffer/Bad Religion(1988)

Suffer (Reis)

 

How Much Is Enough?

How Much Is Enough?

  • Bad Religion
  • ハードロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

アメリカのハードコア・パンクバンド、バッド・レリジョンの出世作となった3rdアルバムです。

荒野を征くような質実剛健なサウンド・メロディに加え…社会に鋭く切り込んだ歌詞も、なんというかただキレ散らかしてるんじゃなくて、品があっていいなぁと思いました。

例えば上記の曲だと…

The infirmity of man is brought on by his selfish cure

…っていう歌詞が末尾にありまして。人の弱さは利己的な癒しによってもたらされる(ほぼgoogle直訳)って歌詞なんですけど、やはり一段語彙に教養を感じるというか。こういうところも、結局「聴きやすさ」もとい「耳を傾けやすさ」に繋がってくるんじゃないかと思いますね。

 

Suffer

Suffer

  • Bad Religion
  • ハードロック
  • ¥1528

■終わりに:切り込むなら、それ相応の工夫も必要。

レビューは以上になりますが…

バッド・レリジョンはこういう、社会に切り込む作風でずっとやってるバンドですけど…やはり「練られているか」は大事やと思いました。

センシティブなことって、伝え方がまずいとただ反応を引き起こすだけで、むしろより状況を悪化させることもあるじゃないですか。あっ!言いよったコイツ…みたいなの、しょっちゅう見かけますしね…。

だからこそ、言葉を選びつつ、磨く。

これはレビューを書く身としても、意識していきたいことだと思います。

 

それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう。