こんばんは。キタダハルキです。
11月に似つかわしくない暑い日になってますが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
※前回の記事はこちら。
今回のキーワードは…「鋭くも品のあるハードコアパンク」。
それでは、レビューしていきたいと思います。
■Suffer/Bad Religion(1988)
アメリカのハードコア・パンクバンド、バッド・レリジョンの出世作となった3rdアルバムです。
荒野を征くような質実剛健なサウンド・メロディに加え…社会に鋭く切り込んだ歌詞も、なんというかただキレ散らかしてるんじゃなくて、品があっていいなぁと思いました。
例えば上記の曲だと…
The infirmity of man is brought on by his selfish cure
…っていう歌詞が末尾にありまして。人の弱さは利己的な癒しによってもたらされる(ほぼgoogle直訳)って歌詞なんですけど、やはり一段語彙に教養を感じるというか。こういうところも、結局「聴きやすさ」もとい「耳を傾けやすさ」に繋がってくるんじゃないかと思いますね。
■終わりに:切り込むなら、それ相応の工夫も必要。
レビューは以上になりますが…
バッド・レリジョンはこういう、社会に切り込む作風でずっとやってるバンドですけど…やはり「練られているか」は大事やと思いました。
センシティブなことって、伝え方がまずいとただ反応を引き起こすだけで、むしろより状況を悪化させることもあるじゃないですか。あっ!言いよったコイツ…みたいなの、しょっちゅう見かけますしね…。
だからこそ、言葉を選びつつ、磨く。
これはレビューを書く身としても、意識していきたいことだと思います。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。