こんばんは。キタダハルキです。
今日は洗濯機の掃除をする予定でしたが…果たして、この記事が上がるころに終わっているかな?と思いつつ、という状況なんですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
※前回の記事はこちら。
今回のキーワードは…「カオスを飼いならす、ポストハードコア」。
それでは、レビューしていきたいと思います。
■For Your Own Special Sweetheart/Jawbox(1994)
ポストハードコアの源流ゾーンにいるアメリカのバンド、ジョーボックスの3rdアルバムです。そこそこ当ジャンルを聴いてきたのに、筆者は名前を知ったのもついこないだです。
しっかし…カオスを飼いならしているというか。
よくよく聴くと変わった音使いやなぁ…と思ったりするんですが、なんとなく聴いていたらポップにすら聞こえるぐらい、狂気をいい意味でむやみに匂わせてこない出来です。
ただ、もちろんハードコアでもあり、パンクでもあり*1…かと思えばスウィングもぶちかましてきたり…
といったように、たしかな「コントロールできる狂気」自体は持っているバンドです。これは知れてよかった…。
■終わりに:フガジが好きなら…
レビューは以上になりますが…
あとで知ったんですが、このアルバムは…ポストハードコアのレジェンドに当たるバンド・フガジのプロデュースをしていたテッド・ニースリーの作品でもあるんですね。たしかにフガジのようなひりついた感覚も感じました。
ジョーボックスはセールスが奮ったバンドではありませんが、90年代ベストアルバム週に複数の雑誌から選ばれるなど、きわめて評価の高いバンド。ぜひいっぺん聴いてみてほしいですね…。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。
*1:そもそも、この音楽性になる前はハードコアパンクにカテゴリされていたそう。