彼は、いったい何者なんだ?
僕のスピな☆ムン太郎/マハラージャン 2021年7月21日
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セーラ☆ムン太郎
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僕のムンクが叫ばない
地獄 Part2
適材適所(Album Mix ver.)
Romanticが止まらない
さて、先日こんな記事をアップしたんですが…
もちろん、惜しくもここに選外になってしまった(再生回数は基準の10回に足りていたが、そこに到達するまでの期間がベスト10の作品より長かった)作品も多々ありました。で、そんな作品からもどれか紹介したいなーってのは書き終わった瞬間から思っていて。
で、どうせならこれは今年出た作品から選びたいなと考えて、上述のリストの中で唯一今年の作品だったマハラージャンをセレクトしました。もうね、気になってしょうがない存在なんですよ。
今日はそんな彼の話を、このアルバムとともにしてみたいと思います。
■「色モノっぽいからパス」が始まり。
出会いのきっかけはYouTubeでした。いわゆる「突然、上がってきた」ってヤツです。
で、正直な印象としては「色モノっぽいからパス」で、たしか1か月くらい「見てやるもんか」ってしてたのかな。
でも、あんまりにも存在感があったためどうしても気になって、怖いもの見たさで見ちゃったんですよ、これ。
ただ、このときもなんか「気にはなるけど、こんなもんか」みたいな印象でした。
で、そのまましばらく彼のことは忘れていたんじゃないか…。本来なら、ここで終わるはずだったんだと思います。
ところが、一度サジェストされたものを閲覧するとしばらくは追いかけてくるのがYouTube。で、しばらく経ってからもう一回見てみたんですよ。上記PVをね。
あれ?これとんでもなくキャッチーでカッコいいんじゃないか…?
そこからはもう、彼のペース。気づいたらTSUTAYAディスカスのリストにほり込み、なかなかこない印の「三日月マーク」を呪いつつ、待望することになったんですよね。
■実は意外と「あっさりした」アルバム。
さて、前置きはこんな感じだったんですがいざアルバム全体を聴くと…
一番いいなと思ったのが「あっさりしている」ところでした。
ファンクがベースの楽曲群ですが、クスっと笑える(かつ、キラーフレーズ*1もちらっと見せてくる)歌詞であったり、高すぎない楽曲温度で変な満腹感が出ず進んでいけるんですよね。それこそ、そのターバンのビジュアル面も込みで情報量が多めだから、引き算が入ってちょうど、ってバランスなんだろうな、と思います。アルバム全体でも11曲40分弱なんでね。
■一方で、相当に熱のこもったライブパフォーマンスも必見。
ただ、ライブは相当に熱かった。
演奏面も鉄壁で、これもうほんっと、カッコよかった。シニカルな感じに見せつつ、こういうところがニクいというか…ただもんじゃ無いって思うんですよね。
おそらくですが、来年は彼の知名度、もっともっと上がっていくと思います。各種地上波テレビも結構出ていたそうですしね。
今のうちに抑えておいて損ナシだと思いますし、ぜひ一度、その「正体不明」な世界観に触れてみてほしいですね。気づいたら再生ボタンをリピートしてると思います。
*1:セーラ☆ムン太郎の「見せかけのヒーローはすぐわかる 本物はいつでも笑われてる」など。