いちいち、音楽を考える。

音楽はフィーリングも大事だけど、いちいち考えてみたくなるんです。

Ege Bamyasi/CAN(1972)今日のTSUTAYA DISCAS日記。#26

こんばんは。キタダハルキです。

昨日は自分自身絶好調でいい日になりましたが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。

※前回の記事はこちら。

 

musictherapy.hateblo.jp

今日のキーワードは…「理由はまったくわからんけど新しい」です。

それではレビューしていきます。

■Ege Bamyasi/CAN(1972)

Ege Bamyasi


www.youtube.com

 

Vitamin C

Vitamin C

  • カン
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

タイトルはエーゲ海のオクラ、という意味のアルバムです。

もはやそれだけでは訳が分かりませんが…笑、ドイツのクラウトロック*1バンド、カンの3rdアルバム。

とにかく、一聴目の感想は「理由はまったくわからんけど新しい!」と感じました。本当に半世紀も前のアルバムなんか?と。一方、新しさとは対照的に原始的なリズムが自然に入ってくる感覚も。懐かしいとも感じるんですよね。

その結果、聴いてるとゾーンに入って思考が止まる感じ。悟りの境地に入れるんちゃうか?と。そんなアルバムですね。とにかく聴いてみて!としか言えない感じです。

 

Ege Bamyasi

Ege Bamyasi

  • カン
  • ロック
  • ¥1528

 

■終わりに:一回トライしてみてほしい音楽。

レビューは以上になりますが…

正直言って、カンは万人受けする音楽ではないです。音楽誌の「歴代ベスト500アルバムに入るレベル」の評価はきわめて高いアルバムですが、聴きやすいとは縁がまったくないといっても過言ではないかと。

ただ、その…耳とは違う、脳を刺激してくる音楽というか。新しい回路が開くような感覚はあると思いますんで、ここ最近の音楽に食傷気味とか、そういう新しさを求めていたら、大いに選択肢になると思いますね。

 

それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

また次回の記事でお会いしましょう。

*1:実験音楽とポストロックの間、みたいなイメージです。