こんばんは。キタダハルキです。
今日は春に向けて髪を切れてスッキリしたんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
※前回の記事はこちら。
今日のキーワードは…「静かな緊張感、高揚感」。
それではレビューしていきたいと思います。
■Skinty Fia/Fontaines D.C.(2022)
アイルランド・ダブリン出身のポストパンクバンド、Fontaines D.C.の3rdアルバムです。
いやぁ、とにかく上記楽曲です。マジですごい。
アイルランド語で「私たちの心の中に」って意味らしいんですが、そのフレーズがずっと繰り返される中に、だんだんと音が足されていき曲が完成していく様は圧巻。中盤のピークでまくしたてられる「It's gone」の喪失感にも胸がえぐられるような感覚がありました。そことも繋がりますが、アルバムのペースチェンジの役割を担っているアコーディオンでのソロ曲(M-7)も、どうしようもなく寂しい。
極めつけは、最終盤のバラード『I Love You(M-9)』で変わりゆくダブリン、アイルランドへの悲嘆を息継ぎほとんどなしで朗々と歌い上げるグリアン・チャッテン(Vo.)のボーカリストとしてのカリスマ性。
1stのころはあどけなさもまだまだあった(そこにもちろん、魅力もあった)彼らですが…すごい成熟度だと思いました。
ポストパンク好きならぜひ、おすすめしたい一枚です。
■終わりに:はてなブログでの出会い。
レビューは以上になりますが…
実はFontaines D.C.、はてなブログで紹介されているのを見て聴くようになったんですが…最近、ブログを更新されていないようで、どうしてるかなぁと気になっています。
お元気にしていればいいのですが…
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。