こんばんは。キタダハルキです。
今日は久々にバターロールを作って…やっぱり、久々だから勘が戻るのは途中からやな…とか思っていたんですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
※前回の記事はこちら。
今日のキーワードは…「今こそ聴くべき」。
それではレビューしていきたいと思います。
■absolute ego/ACO(1999)
ドラマタイアップもあり好セールスを挙げた上記楽曲が聴きたくて借りた、という経緯でしたが…いやはや、これはすごいアルバムです。
今日紹介するのは…シンガーソングライター、ACOの自身最大のセールスを挙げた4thアルバム。
まず、『悦びに咲く花(M-2)』が「売れた」ということが、いくらタイアップがあったとはいえ凄いと思います。
流行りかけだったとはいえ、当時ってまだまだ日本でのR&Bは黎明期。しかも純粋なアプローチというより、マッシブ・アタックのようなアブストラクト・ヒップホップっぽいクラブミュージックのフィーリングもかなり強く、黎明期には消化しにくいほどの高い情報量を誇る音楽だったんじゃないかと。それでも売れたのがもう、すごい。
アルバム全体としても、安直にポップに回避しようとせず、豊かな包容力あるACOのボーカルがまー、気持ちいいです。スティービー・ワンダーのカバー(M-5)に余裕で耐えうる力もありますし…しかも、いざというときにだけ『夏の陽(M-7)』に代表されるような超絶ハイトーンの刀を抜いてくるっていう…。
いやはや、本当に恐れ入りました。
R&Bの定着している今こそ、聴いてほしいアルバムだと思います。本当に素晴らしいです。
■終わりに:早すぎた。だからこそ、いま。
レビューは以上になりますが…
ACOは時代的には早すぎたのかもしれません。が、だからこそ、いま。
特にドラマタイアップで思い出したりした方にこそ、ぜひ。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。