こんばんは。キタダハルキです。
今日は洗濯回し終わりで干そうと思ったタイミングで雨が降ってきたけれど、外に干さないといけないものを後回しにしていろいろ干してるうちに雨がやんで結局外に干せてラッキー…と思っていたんですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【コードのように熱く、厚く迫るメロディー】。
それではレビューしていきたいと思います。
■Reach Out/Four Tops(1967)
モータウン系列のアメリカのコーラスグループ、フォー・トップスの'67年のアルバムです。
これはもう、複雑なことを考えなくてもいいですね。シンプルに気持ちいい!
コードのように熱く、厚く迫るメロディーで、とにかく終始エモい。歌の個人エゴが強くないのか、団体なのにある意味で個人のようなまとまり。それを特に上記『Reach Out, I'll Be There(M-1)』に感じましたね。
あと、やっぱり曲がややこしくないんですよね。リズムもシンプルですし。モンキーズのカバーも2曲*1収録されていますが、いずれも歌と曲の力が増幅するようなカバーで素晴らしかったですね。
改めて、メロディー重視で聴ける作品は聴きやすいですよね。その力をまざまざと見せつけてくる作品だと思いますね。
■終わりに:活動70年…
レビューは以上になりますが…
実はこのフォー・トップス、現在も活動中です。活動70年。いやすごいな…。さすがにオリジナルメンバーはもうデューク・ファキールのみ、ではありますが…。
(追記)ファキールも'24年7月に逝去。ついにオリジナルメンバーは全員亡くなりました。ただし、グループとしては活動しています。
もちろん当アルバムは時代を感じるところもありますが、普遍性のあるメロディーは十分な聴きごたえです。ぜひ一度、触れてみてほしいですね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★関連(個人的お勧め含む)作品・記事
↓『Last Train to Clarksville(M-5)』原本収録の、モンキーズの1stアルバムです。ビートルズのライバルと捉えられ、商業に巻き込まれ翻弄されながらも時代を駆け抜けたポップ。今でも日本にもファンの多い作品です。
↓もうひとつのモンキーズのカバーである『I'm a Believer(M-7)』の原本が収録された作品。大モメにモメながらもポップなものを出したんや…と思うと味わい深さも。
※当カテゴリ、前回の記事はこちら。複雑化したサウンドプロダクトから聴きやすさが回復、ひとつ原点よりに戻ったミニアルバムです。
*1:『Last Train to Clarksville(M-5)』、『I'm a Believer(M-7)』。

