こんばんは。キタダハルキです。
デスクワークの合間にヨガを入れるようにして、身体がすっきりしたまま仕事ができる感覚になってきつつあるんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
※前回の記事はこちら。
今日のキーワードは…「重いテーマながら、普通に聴けるアルバム」。
それではレビューしていきたいと思います。
■Dreaming Neon Black/Nevermore(1999)
アメリカのメタルバンド、ネヴァーモアの3rdアルバムです。
まず、深く内容を知らずに聴くと…
ズンズンくる、いわゆる「グルーヴメタル」っぽいサウンドです。うねりと整理された音が両立されていて、普通に気持ちよく聴けるアルバム…という感想でした。パンテラとかが好きであればおススメ、という感じで。
ただ、これだけだとさすがにちょっとレビューとしてはアレだと思ってwikiを調査してきたら…
ボーカルのワレルによると、このアルバムは「とても親しかった女性を失い、徐々に狂っていく男についてのとてもシンプルな物語」とのこと。これが実体験として宗教絡みで音信不通になったガールフレンドのこと、らしいです。
まぁ、ここからは完全に好みだと思うんですが…その狂気をサウンドで再現しきってしまうのか、あくまで音楽として聴きやすい*1ものでとどめておくのか…私としては後者を選んだように聞こえていて、それでOKだと思ったんですが…ここは人によって評価が分かれそうな気もします。
■終わりに:「普通に聴ける」って偉大。
レビューは以上になりますが…
重いテーマながら、別に聴きづらい音ではなく、ふつうに聴けるところが私としては魅力だと思いましたね。やっぱり、なんというか…アーティスト側から特定のリアクションを強制されるっぽく聴こえると、私としてはしんどく思ったりもします。
そういう意味で、コンセプトを知らずに聴いて、そこそこ聴きやすかった、というのはプロの職人技のようなものを感じましたね。
メッセージ性のようなものって、受け取り手が「知りたい!」と思って受け取るぐらいのバランスでいいんですよね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。
*1:メタル音楽基準で。一般的なポップスという目線ではなく、という意味で。