いちいち、音楽を考える。

音楽はフィーリングも大事だけど、いちいち考えてみたくなるんです。

Pressure Machine/The Killers(2021)今日のTSUTAYA DISCAS日記。#223

こんばんは。キタダハルキです。

昨日は久々に近くの温泉で汗…というか、余分な水分が抜けていって気分一新…という感じなんですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。

※前回の記事はこちら。

musictherapy.hateblo.jp

今日のキーワードは…「いわゆるひとつの、アメリカーナ」

それではレビューしていきたいと思います。

■Pressure Machine/The Killers(2021)

プレッシャー・マシーン


www.youtube.com

West Hills

West Hills

  • ザ・キラーズ
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

アメリカを代表するバンドになったキラーズの7thアルバム。

私は前情報なしで聴きはじめましたが…意外な始まりだったんですよね。

えらいアメリカンでフォーキーなノリというか…その後もブルースハープやら、アコギ中心のサウンドだったりと、旧来のイメージからは大きく離れたサウンドが続きます。

で、ここでたまらず情報を求めながら聴くことにしたんですが…

コロナによる、前作のアルバムツアーが延期になったことを受け制作が始まったアルバムで、ボーカルのブランドンの子供時代がコンセプトになっている…という情報を手にして、この「アメリカーナ」みたいな音楽性*1にも合点がいった、という感じです。

まぁ、正直に言うと…キラーズを聴くときにこれを求めているか?と言われたらそれは疑問。サウンドクオリティが低いわけではないし、音楽的にアレというわけでもないんだけど…ただただ、これを求めているか、って言われたら…って感じです。

※ちなみに、M-7あたりでようやく「旧来っぽさ」も出てきます…


www.youtube.com

In The Car Outside

In The Car Outside

  • ザ・キラーズ
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

あと、これに関しては明確に「否」として挙げますが…

このアルバム、語り*2が結構入っているんですが…これがオミットされたバージョンのアルバムも出してましてね…ここは苦笑いでした。省くなら最初からやるなよ…。アートとして必然性ないんかい、って思ってしまいましたね。

■終わりに:バンドとして苦難の時期…

レビューは以上になりますが…

調べている過程で知りましたが…キラーズ、バンドとしては苦難の時期が長くなっていますね。

ツアーに疲れ休養し、とうとうこのアルバムには参加しなかったベースのマーク、コロナが明けてツアーができるようになったものの、そのツアーでの演出をめぐるトラブル*38thアルバムを制作していたものの、出来に不満で結局ボツ*4と、ここまで書いてもなかなか大変やなと…。

なんというか…もっかい頭空っぽにしてラクにやってほしいなぁとも感じます。キラーズは筆者が中坊のときからずっと好きなバンドなんで、なんとか…

 

それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう。

プレッシャー・マシーン

プレッシャー・マシーン

Amazon
Pressure Machine

Pressure Machine

  • ザ・キラーズ
  • オルタナティブ
  • ¥1935

 

*1:うちの奥さんはブルース・スプリングスティーンみたい、って言ってました。ちなみにこの時期、キラーズとコラボもしていた。

*2:ブランドンの子供時代を過ごした現地に、いまも住む方へのインタビュー。

*3:観客をステージに上げる演出をしたが、その中にロシア人がいたことで紛糾。ファンは皆兄弟と場を収めようとしたものの、怒りは収まらずファンの一部が途中退場することに。もちろん、非難された側の方が不憫だと筆者は思う。

*4:この一部が昨年末発売のベスト盤行きに。その当該楽曲は全部聴きましたが正直、古臭いって思っちゃった…。ボツは正解と思いました。