こんばんは。キタダハルキです。
今日はうまいこと合間を縫って、洗濯やらなんやら、しっかりこなせてよかったという感じなんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【いろいろな「本格」との競合】。
それではレビューしていきたいと思います。
■GRASSROOTS/Cembalo(2001)
※映像が見つからず…
初期のRIJフェスを支えたロックバンド、チェンバロの1stフルアルバムです。
ロック、レゲエ、ファンク…このあたりを昇華しきれているサウンドで、しっかり器用で、全体的な演奏技術も非常に高く、聴き心地は十分な作品です。
その一方で、クオリティは担保されている反面「直輸入感」も強く、冒険心がちょっと足りない印象も受けました。結果として「本格」ルーツロックと競合するような形になってしまい、時代的にもセールスを挙げるのが難しくなってしまったのかなぁと思ったりしますね…。
■終わりに:本格ゆえの、気難しさ…
レビューは以上になりますが…
当作品は、まかり間違っても、低クオリティな作品ではないというところは強調しておきたいところです。
それこそ、本人が影響を受けたというボブ・マーリィ直系のきっちりしたレゲエって日本のバンドでそうは耳にしないと思いますしね。
ただし、そのきっちり感が逆に「本家」との比較を誘発してしまう感がね…。音楽としての気難しさにも繋がりうる*1んで…難しいところですよね…。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
※前回の記事はこちら。
*1:どこぞで見かけたレビューでは、軟弱な音楽じゃなくてこういうのを聴け、みたいなノリが…。これではライトなファンは近づけない…。