こんばんは。キタダハルキです。
今日は関東の寒さを耳にして戦慄したんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
※前回の記事はこちら。
今日のテーマは…「強力なシングルに、考えさせられる一枚」。
それではレビューしていきたいと思います。
■風味堂2/風味堂(2006)
ピアノロックバンド・風味堂の、現在自身最高のセールスとなっている2ndアルバムです。
とにかく3曲目までに叩き込む!というぐらい、冒頭3曲が非常に強力です。
『Stay with me(M-1)』『クラクション・ラヴ(M-2)』『愛してる(M-3)』のキラーチューン3連発で、とにかくリスナーを離すな!という感じ。特にM-3は自己最高のセールスを挙げたシングル曲で、序盤にほしかったのはあると思います。それこそ、試聴という意味でも。
一方で、インタールードポジションに置きたい曲も曲構成がポップスと同じ感じ*1になっているからか、純粋にシングル曲との比較になってしまう感覚があったのが気になりました。そこで耳が休まるを超えて、離れていってしまう…。いっそインストとかでサイズをキュッとしても良かった気が。
あとは…後半にももう少しピークが欲しかったかなぁとも個人的には思いました。M-7までに好きな曲が固まってるのが正直な感想*2で…。
先述のキラーチューンは迷いなく推せるくらい好きなだけに…アルバムとしてはもったいなくも感じましたね…。
■終わりに:収録曲は全部、ポップス構成でないといけないのか?
レビューは以上になりますが…
個人的にはもっといけるはず!と思ったアルバムでしたね…。
なんというか、特に日本のアルバムにありがちなのが「収録曲全部がポップス構成じゃないといけない」みたいなアルバムを、売る側がほしがっているのかなぁ…と思しき感じ。
それは正直、無理があるというか…。
強力なシングルがあればあるほど、そことの純粋な比較になりますし、全部をポップにしようとしてしまうとアルバムとしての構成は苦しいものになりますよね…。
アーティスト側がヘンに追い込まなくても済むように、出させる側がもっと考えてあげてほしい…ってのは感じてしまったのはありましたね…。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。