いちいち、音楽を考える。

音楽はフィーリングも大事だけど、いちいち考えてみたくなるんです。

Shine On Brightly/Procol Harum(1968)今日のTSUTAYA DISCAS日記。#142

こんばんは。キタダハルキです。

今日、実家から帰ってきて…それだけでなく、いろいろありましたし…正月気分はもう吹っ飛んだ感もありますが、気を取り直して…と思っているんですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。

※前回の記事はこちら。

musictherapy.hateblo.jp

今日のキーワードは…「プログレ、黎明期」

それではレビューしていきたいと思います。

■Shine On Brightly/Procol Harum(1968)

SHINE ON BRIGHTLY


www.youtube.com

 

Quite Rightly So

Quite Rightly So

  • プロコル・ハルム
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

イギリスのサイケデリック/プログレバンド、プロコル・ハルムの2nd。

シングル「青い影」が世界的スーパーヒット、それを受けての今作だったわけですが…その前作のイメージのまま押すのではなく、いわゆる「プログレ」の走りのような作風でしたね。

もっとも、走りではあるゆえかアルバム全体としてはコンセプト的ではなく、ちょっと音楽的には散らかっているような印象もありました。が、ここからひとつのムーブメントが興っていったという側面もあり、後への影響は与えた作品だと思います。

 

SHINE ON BRIGHTLY

SHINE ON BRIGHTLY

Amazon

 

Shine On Brightly (2009 Remaster)

Shine On Brightly (2009 Remaster)

  • プロコル・ハルム
  • ロック
  • ¥1528

■終わりに:「売れ線」に安住しない勇気。

レビューは以上になりますが…

正直、先述の「青い影」のような作風*1であれば、ひょっとしたらもう少し商業的成功もあったかもしれません。

が、そこに安住せずにやりたいことをやった結果として、40周年リマスターをされるような評価の作品になった、というのを思うと感慨深い面もありますね。

 

それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう。

*1:実は、『青い影』はいわゆるノン・アルバムシングル。後年になって1stアルバムの再発時に組み込まれて収録された。