こんばんは。キタダハルキです。
昨日はトレーニング後にマクド、というルートで楽しくたんぱく質を摂ったんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【抽象度が高く、神聖な音】。
それではレビューしていきたいと思います。
■Nearly God/Tricky(1996)
イギリスのラッパー・プロデューサー、トリッキーの非公式2ndアルバム。
非公式、ってのは、どうも所属元と「年に一回、別名義*1で本名義と別にアルバム出してええで」みたいな契約*2をしていたものの、いざそれをトリッキーが履行しようとしたら止められた、みたいな話らしいです。ややこしや。
このタイトル『ニアリー・ゴッド』っていうのは、インタビューで聞かれた「神になるのってどんな気分?」という質問に由来するみたいですね。まぁ、そんな質問するのもどうなんや、という感じではありますが…
それはさておき、アルバムとしては渋いですね。
抽象度がかなり高まっていて、神々しさはあります。加えて、ビョーク、ネナ・チェリーら、フィーチャーされたボーカル勢も伸び伸びと力を発揮している感じ。だんだん音そのものを体感する、というフェーズに入ってきて、気持ちよく過ごせる一枚だと思いますね。
■終わりに:当ジャンルの呼称について。
レビューは以上になりますが…
いつも迷うのが…トリッキーやビョークらを指すジャンルの話。
トリップ・ホップって呼称はかなり嫌われているらしく、なるべくなら使わずにと思っているんですが、代替呼称の「アブストラクト・ヒップホップ」は長い…かといって「エレクトロニカ」でくくるのは乱暴すぎるきらいもあって…うーん…となっていますね…。
なんかいい呼称、ありませんかね…。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
※前回の記事はこちら。