こんばんは。キタダハルキです。
今日は緊急でひとりになったので、過ごし方にちょっと困ったりしつつ過ごしてるんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のDMM月額レンタル日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【評論的には歓迎される方向性だったが…】。
それではレビューしていきたいと思います。
■Would It Kill You?/Hellogoodbye(2010)
カリフォルニアのパワーポップ/インディーロックバンド、ハローグッバイの2ndアルバム。
アルバム自体が4年ぶりということもあってか、ヒットした前作から大幅な方向転換。
ピコピコしたサウンドやオートチューンによるメロウなエモ・ポップパンクサウンドは影を潜め、アコースティックな「生」のサウンドへと変貌。この方向転換は本人の意図通りやったものだそう。
実際問題、バンドサウンドとしては強靭になったし、音楽としてテクニカルなのは明らかに今作。メタスコアも前作から30点近くも上昇させ、評論家からは絶賛でした。
ところが、セールスとしては振るわず…全米全英どちらでも10位台のヒットを飛ばした前作と一転、全米104位止まりになりました。やっぱり、変わり過ぎたよなぁ…とは思わざるを得ず。
私としても、率直に言って「評論家がエモ嫌い過ぎ」で前作を過剰に過小評価していたんじゃないかと。正直、私は完全に前作の方が好きですし、一気に大人になったかのような今作の方向性に寂しさも感じてしまいました。
■終わりに:「エモ批判ムーブメント」の犠牲にも感じる…
レビューは以上になりますが…
評論自体のバイアスもちょっと感じましたね。
一時期、エモを批判するムーブメントがはやり過ぎていたせいもあって、いきなり本格みたいなものを目指しちゃったのかなぁと。正直、前作と繋がった方向性が残っていれば、久しぶりのリリースだったこともあり、きっちりセールス上がったんじゃないかなぁと、非常に惜しく感じましたね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
※前回の記事はこちら。