こんばんは。キタダハルキです。
今日は夕方から外仕事なんで、事前にこの記事を作っているんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
本日はTSUTAYA店舗レンタル日記。やりたいと思います。
今日のキーワードは…【遅効性の毒のように、突然効いてくる】。
それでは、レビューしていきたいと思います。
■ゆらゆら帝国 III/ゆらゆら帝国(2001)
当ブログのアクセスをいまだに支えてくれているサイケデリック・ロックバンド、ゆらゆら帝国の7thアルバムです。スリーってついてますけど、メジャーでの3枚目、って意味かと思われます。この時点でもうバンドキャリアとしては10年過ぎていましたね。
さて、当ブログでよくお読みいただいているのが以下の記事なんですけども…
この記事の画像として採用しているのに、いまだ当作品のレビューしてなかったなと思いまして、今日レビューを書いています。
私はこのアルバム、リアルタイムで聴いていたのでもう20年を超えたわけなんですが…当時の経緯はこんな感じ。
- CS放送でのライブ中継のPR用CMであのエキセントリックな姿*1を見て、なにこの人たち…?バンドってイケメンが(以下自粛)的な感覚で、受け入れられずに推定1年程度時が過ぎる。
- その時が過ぎたある日、上記『ゆらゆら帝国で考え中(M-5)』にたまたまエンカウントしてしまう。最初はやってしもた…なんやねん…と思うものの、曲が聴き終わるころにはあの”クセ”が頭の中で周回をはじめるようになる。
- その感覚を持ってしまったが最後、あのビジュアルも相まって、忘れられない存在に…
…という、これまたロックへの目覚めの中の過程がありました。本当に、大変に失礼な感覚を持っていたんですが、レンタルショップに走って聴いてみることにしたのが当作品でした。
ですが、この経緯ですぐにロックに入っていけたか?と言われたら実はそうではなくて。本格覚醒前ではポップなメロディが光る(要はわかりやすい)『でっかいクエスチョンマーク(M-1)』、いまでも屈指の美メロソング『待ち人(M-4)』と上記楽曲以外にはなっかなか馴染めず…
特にサイケデリックメインの『幽霊の結婚式(M-3)』『砂のお城(M-7)』は不気味な曲って思っていましたし、ロックンロールの繰り返し文化がわからず長いって思っていた『男は不安定(M-6)』あたりが特にうまく馴染めなかったことを思い出しますね。今では信じられないんですけども…
特に『男は不安定』にいたってはもはやフェイバリット寄りになってしまったので…ディスイズロックンロール。当楽曲はシングルじゃないけれどベスト盤入りしましたしね。
結局、そこからしばらくは「シングル系以外はいったん様子見よう…」とかしてたんですが、ここに続く『しびれ・めまい』の同時リリースのあたりからまたやっぱり気になりだして、簡単に入手ができず*2、その後なぜか手に入ったそのライブ盤を聴いて「おお…!」ってなって、そこから振り返ってみたらなんてすごい作品なんだ…!という認識に変わった、という感じでしたね。
さて、本筋に話を持っていきますと…
アルバムとしては緩急が激しいです。先述した『砂のお城』と『ゆらゆら帝国で考え中』とか、同じアルバムに入ってるんや!と思うぐらいに温度差が大きいんですよ。
ですが、裏を返せば見本市としても成り立っているのがこのアルバムだと思っていて。
ガレージ要素、サイケデリック要素、ロックンロールもしててグラムロックの影響*3も味わえて、それこそジャケットのような爆発力のポテンシャルを十分に持っている内容なんですよね。その爆発が起きたのが、私にとっては遅効性の毒のように数年経ってから、だったわけですけども…
なので、今回挙げたようなジャンルの音楽を聴き慣れていないとすぐには馴染めないかもしれないとは思います。が、試しに一回触っておいてほしい…とも思うアルバム。どこかでその経験が効いてくる…と、思っています。
■終わりに:すぐ馴染めなかったところも含めて…
レビューは以上になりますが…
ほんと、このアルバムも私の原点を象っている一枚です。すぐ馴染めなかったところも含めて。
間違いなく一生ものとしてこれからも付き合っていくアルバムになると思っているので、今後ともよろしくお願いいたします、という感じです。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★ゆらゆら帝国・アルバム時系列レビュー
↓次作(8th・9th二枚同時リリース)のレビュー記事はこちら。ゆらゆら帝国の持ち味を端的に表した「しびれ・めまい」。このコンセプトが徹底された圧巻の2枚です。できればどっちも聴いてほしい…
★関連(個人的お勧め含む)作品・記事
↓先述したゆらゆら帝国好きに何を薦める?というテーマの記事で、ガレージ期が好きな方として想定しているのは当作品です。
※前回の当カテゴリの記事はこちら。どうしようもなく、生傷をさらすような…イエモン解散後初のロビンのデビュー作・YOSHII LOVINSONの1stは”吉井和哉のリアル”をパッケージした一枚です。

