こんばんは。キタダハルキです。
さて、今日は「ヒップホップ」の記事になります。
率直に言いますが、私はヒップホップ…特に洋楽のはかなり苦手にしており、長らくの間敬遠対象だったんですよね。
※日本独自のヒップホップは、キックなどをはじめ、むしろそれなりに通ってきたと思います。ここでも、むしろ「本来の」ヒップホップっぽいものは苦手でした…。
ですが、私自身、既存のロックだけを聴くような生活に行き詰まり、ちょっと違う風を入れたい!と思っているときにこちらのランキングに出会いましてね。
なんとか自分の音楽体験を変えていきたいと思っていた中で出会ったこの世界的に有名な二誌のランキングは大いに助けてくれました。苦手意識を持ってしまっている中だと、ある程度信頼のあるところじゃないとなかなか参考にしにくい、ってのは現実問題として、あったので。
で、この二誌のランキングも参考にしつつ、割と当iTunesにもデータがそろってきたところもありますので、現状のおススメを記事にしてみたいと思います。
※選考基準として、私がiTunesで10回以上の再生データを保持しているという条件で選んでいます。
■Rodeo/Travis Scott(2015)
現在全米No.1ラッパーともいわれている(これは異論も当然あると思う)、トラヴィス・スコットの1stアルバム。
とりあえず思うのは、聴きやすいってことですよね。
では、その聴きやすさってなんやろう、と思ったら「ガンガン飛び込んでこない」ところなのかなと。ヒップホップって主張が激しくて、耳が疲れる音楽という印象があったんですが、そういうのを覆してくれたアルバムです。75分と長めの収録時間が意外とあっという間に感じると思います。
■Illmatic/Nas(1994)
クラシックヒップホップの名盤と言われている、ナズの1st。
こちらも音がおしゃれというか…威圧感がないんですよね。部屋で普通に流していても違和感がないというか。正直、この時期のヒップホップの「怖くて聞きにくい感じ」ってのがあったんですが、その思い込みを取っ払ってくれたのはこのアルバムです。
40分未満という収録時間もあり、スルスルっと聴けるアルバムだと思います。
■My Beautiful Dark Twisted Fantasy/Kanye West(2010)
こちらはヒップホップを聴かない人でも名前ぐらいは聞いたことがあることが多いと思われる、昨今大統領候補にもなったカニエさんの超・代表作です。
80分弱のめちゃくちゃ聴きごたえあるアルバムですが、キングクリムゾンなどロックファンもおっ、となるサンプリングもありとっかかりやすいかなと。
今回紹介するアルバムでは、これが一番ポップな一枚だと思います。
■A Grand Don't Come For Free/The Streets(2004)
ラップの譜割にとにかく特徴があります。一聴すると他との違いを明確に感じると思います。今回紹介するものの中ではおそらくもっとも「個性的」な一枚。なので、人は選ぶ一枚かも。
ただ、一回クセになるとなんとなくずっと聴いちゃう感じがあるのもこのストリーツの特徴かなと思います。慣れてくるとちょっと口ずさんでみたくすら、なります。
■Kala/M.I.A.(2007)
今回紹介する中では、最も「ゴリゴリ来る」一枚。
M.I.A.はサンプリング素材が一線を画するのか、聴いたことのない音って印象でしたね。あと、ポップスとのつながりが大きいからか非常にキャッチーで踊れるヒップホップですね。そんでもってサムネでもわかる通り、めっちゃくちゃ美人です、はい。
■まとめ。
私自身、ヒップホップは原点のジャンルではないので、マジな話、知識不足です。
ただ、それゆえに「聴きやすさ」はある意味で重視できているかなとも思うので、洋楽ヒップホップにあんまりさわっていない方にこそ、一回聴いてみてほしいなーと思いますね。
皆さまのおススメがありましたら、コメント欄で教えていただけたら嬉しいです。