こんばんは。キタダハルキです。
今日は法事の旅から帰ってきて疲れが出てるんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
本日は購入物のレビューです。
今日のキーワードは…【曲というより、演奏力そのものがポップ】。
それでは、レビューしていきたいと思います。
■Populus Populus/UNISON SQUARE GARDEN（2011）
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きわめて安定したセールスを挙げること10年超…ユニゾンの3rdアルバムです。
当作品が一応「出世作」にあたるのかな？と思います。上記『オリオンをなぞる（M-12）』が『TIGER & BUNNY』前期オープニングテーマになったこともありチャート15週ランクインのロングヒット。アニメタイアップにぴったりの鍵盤からのキャッチが強力な楽曲です。
いやねぇ…このアルバムはもうリアルタイムで聴いてますし、今日改めて聴き直しましたけど…なんでこの時点でメガヒットしてないのか？って思うぐらいの作品なんですよ。
この時点ですでに粗削り要素は何もないと言ってもいいし、キュートでポップの権化のようなボーカルに騙されて（目を曇らされて）しまう方が多かったのかもしれないけれど、ポップなロックの最適解をそのときどきで出し続けられてるし、しかもメロディ「だけ」のバンドではもちろんないってのが「誰でも」わかる全体の演奏力そのもののポップさに凄みを感じます。玄人しかわかんない、みたいな演奏じゃないんですよ。特に鈴木貴雄（Dr.）のドラムは誰が聴いても耳に残るでしょ？ドラムでこれってそうたくさんはいませんよ。
このアルバムのピークは…やはりライブ定番曲『場違いハミングバード（M-9）』ですかね。
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わかりやすいイントロ、ブレイクからのコール＆レスポンスしやすいフレーズ、サビのストレートなFメジャー調で美しく、これまたシンガロング性の高いメロディ…ラストは臨時記号で大ピークを作るサビ歌メロ（ララララ、のあとが最高…）…わかりやすい、というだけにしないように言葉をいろいろと考えてみたものの、やはりわかりやすい、がベストかもしれない。
初期のユニゾンに触ってみようと思ったら、当作品が一番音質にクセもなく*1、現在のユニゾンとまっすぐ線で繋がっている一枚だと思いますしお勧めです。
■終わりに：ガチっとした土台…
レビューは以上になりますが…
ほんとね、穴がないんですよね。
レビュー本編では取り上げきれませんでしたが、終始ギターソロかっこいいし*2、バラード曲の『僕らのその先（M-5）』ではアコースティック、ロカビリージャズみたいな『CAPACITY超える（M-8）』もありと*3…まったく単調になってないし、このころにはすでにガチっとした土台のひな型が完成していたんやなぁ…と改めて思わされる一枚でしたね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★関連（個人的お勧め含む）作品
↓ぶっちゃけ、下記作品を聴くまでは意外でしたがシンガーソングライター・tukiはおそらくユニゾンめっちゃ好きなんじゃないかと…『愛の賞味期限 (ROCK ver.)（M-14）』に『オリオンをなぞる』の影響を強く感じます。
※前回の購入物レビューはこちら。こちらはポップとは対極の音楽ではありますが…生きざまそのものをパッケージした作品です。
