こんばんは。キタダハルキです。
今日はイオンの地域フェアにつられたりしながらいろいろ買ってしまったんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
本日はTSUTAYA店舗レンタル日記。やりたいと思います。
今日のキーワードは…【十分、サザンを堪能できる】。
それでは、レビューしていきたいと思います。
■THANK YOU SO MUCH/サザンオールスターズ(2025)
ご存じ、国民的ロックバンド・サザンオールスターズの最新作…バンド名義としては10年ぶりなんですよね。きわめて順調なセールス*1を挙げている作品です。
率直な感想を言えば…特に聴き始めは結構桑田佳祐ソロ文脈も強めかな?と感じる内容。
打ち込み系統のサウンド(M-1、4など)だけでなく、上記『ジャンヌダルクによろしく(M-2)』も含め。桑田佳祐ソロ『ROCK AND ROLL HERO('02)』のころのテイストを感じましたね。もちろん、高品質でさすが!と言える音なんですけども。
で、私自身が「サザン」のアルバムや、と感じたのは、原由子ボーカル(『風のタイムマシンにのって(M-7)』)まで到達してようやく、ぐらいのニュアンスでした。
この曲に到達したあたりから、いわゆる「パブリックサザン」のような、万人がイメージする「あぁ、サザンっぽいね」というテイスト*2が濃くなっていったように思います。
中でも『夢の宇宙旅行(M-9)』がおそらくは、サザンらしい、って一番感じそうな気がします。イントロのロックンロール的な鋭い打鍵、ブリッジのキーボードのきらめきとかね。
最終盤は特に(日本の)歴史・カルチャーへの感謝*3、といった趣の内容になっていき、デビュー前に作ったストックをいま引っ張り出して全員でスタジオに入ったという『悲しみはブギの彼方に(M-11)』で自分たちの歴史も掘り起こし…最後は「あぁ、サザンのアルバムを聴いたなぁ…」という感覚で終わっていくアルバムです。
少なくとも、桑田佳祐ソロが全く受け付けない、みたいなことがなければ*4十分安心して聴けるんじゃないかなぁ…?と私は思いますね。
■終わりに:十分、サザンは堪能できる。
レビューは以上になりますが…
桑田佳祐ソロとサザンの垣根がなさすぎたら寂しいかも…と思っていたんですが、私としては十分サザンは堪能できたかな?と思っています。
次はあるのか、どうなのか、わかりませんが…元気で作品をまだまだ生み出してほしい、と思いますね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
※当カテゴリ、前回の記事はこちら。
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