いちいち、音楽を考える。

音楽はフィーリングも大事だけど、いちいち考えてみたくなるんです。

15/tuki.(2025)今日のTSUTAYA店舗レンタル日記。#27

こんばんは。キタダハルキです。

今日は書き溜め作業が必要な一日で、そこそこ忙しかったんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

本日はTSUTAYA店舗レンタル日記。やりたいと思います。

今日のキーワードは…【どの世代でも安心して聴ける、佳曲ぞろいの一枚】

それでは、レビューしていきたいと思います。

■15/tuki.(2025)

15 (通常盤) (特典なし)


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晩餐歌 - Bansanka

晩餐歌 - Bansanka

  • tuki.
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

弱冠16歳のシンガーソングライター、tuki.の1stアルバムです。

ぶっちゃけると、聴き始める前はかなり心配な一枚でした。

『晩餐歌(M-1、メガヒット代表曲)』以外はまったく聴いたことがなかったし、ハッキリと言えば、おそらく私はリスナー対象として範囲外である可能性も高いと思っていました。どうしても年齢差からくるものはあるだろう…と。

ただ、結果は非常に意外なもので…。どの世代でも安心して聴ける一枚じゃないですかね?

アコギ、ピアノ、歌、というところでやってきた中で違和感のないアレンジ・マスタリングできちんとポップに聴かせてくれてますし、ヘンに「びっくりさせてやろう」みたいな野心も感じず、佳曲ぞろいできっちりまとまっていると思いましたね。しかし、このレベルの曲を15歳なるまでに書けてたんか…すごいな…。

一番の特色は声だと思うんですが…呑み込まれそうで呑み込まれないというか。

こういう声って貴重なんですよね。楽器と音域がギリ被っていないのか、印象としては静か寄りながら、芯がきちんと通っていてちゃんと「聴こえる」感じ。

なんせどの曲もよかったですが…ロックファンとしてインパクトがあったのは…バンプの影響を感じさせる爽やかなサウンドプロダクトに加え、自身のレーベル名も冠する『月面着陸計画(M-2)』や、ユニゾンのような煌めきと疾走感あるアレンジの為された『愛の賞味期限 (ROCK ver.)(M-14)』あたりですかね。


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ほんと、十分すぎるぐらいまっとうな一枚なんで、『晩餐歌』以外もぜひ聴いてみてほしいですね。

■終わりに:若い歌手やから…みたいに遠慮せず。

レビューは以上になりますが…

いやー、スルーしなくてよかったです。やっぱりきちんと聴いてみるのは大事。

特に、若い歌手やから…みたいに遠慮して聴かないのはもったいないと思います。

一歩踏み出してみてほしい一枚ですね。

それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。

★関連(個人的お勧め含む)作品 

『月面着陸計画』という楽曲タイトルで曲もバンプっぽい…となると、影響を受けたのは以下のアルバムなんじゃないか?と思います。すでに持ち味が確立されていて聴いてて気持ちよく、不快な音がしないのはハッキリと美点と言えるアルバム。

musictherapy.hateblo.jp

↓ぶっちゃけ、当作品を聴くまでは意外でしたが彼女、おそらくユニゾンめっちゃ好きなんじゃないかと…『愛の賞味期限 (ROCK ver.)(M-14)』に『オリオンをなぞる』の影響を強く感じます。

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※当カテゴリ、前回の記事はこちら。アルフィーの50周年記念、4枚組ベストです。もうこの字面が強力すぎますよね…。

musictherapy.hateblo.jp