こんばんは。キタダハルキです。
今日は所用があるので少し急ぎながらの作業なのですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【ラジオ番組のように、スルッと流れていく聴き味】。
それではレビューしていきたいと思います。
■The Who Sell Out/The Who(1967)
ご存じ、ロンドンのロックレジェンド、ザ・フーの3rdアルバムです。
今作は架空のラジオ番組、というコンセプトのアルバムで…曲間の繋がりもCMを聴いたりするような感覚*1で、スムーズに進んでいきます。これが見事で、聴き味が本当にアッサリというか、なんとなく聴いてても引っかかりすぎず、くどくないんですよね。
ただ、そのコンセプチュアルな面はいったん置いておいて、個人的に『Armenia City in The Sky(M-1、上記)』がめちゃくちゃ好き*2なんですよ。ワクワクするはじまりにぴったりで、定期的に聴きたくなる一曲。
一方で、先述したアルバム内コンセプトの連結性は裏目にも出ているのか、各曲を個体として認知するのがやや難しいアルバムという印象*3も。アルバムとしての聴き心地は悪くないけど、覚えてる曲自体は少ない、って方も結構いるんじゃないかと。
先行シングルになった推進力とコーラスの美麗さが光る『I Can See for Miles(M-7、A面ラスト)』はわかりやすいんですけども…
総じて、ラジオ番組というコンセプトのおかげでくどくなく流しておける感覚はあって聴きやすい、腹いっぱいになりすぎないという美点と、決定的なフックの時間は短いっていう裏の面をどれぐらいのウェイトで捉えるか、だと思います。もっとも、私はその両面を感じながらもアルバム全編の二ケタ再生は達成しているので、聴き心地はいいという結論で締めておきます。
■終わりに:この世界観に、入っていけるか…
レビューは以上になりますが…
コンセプトアルバムは、入っていけるかどうかにかかってると思います。改めてレビューのために聴き直しましたが、トータルのフック量は少なめにも感じて、好き嫌いは分かれるかも?と感じました。
ですが、聞き疲れをしたりくどくて飽きちゃう、みたいな作品ではなく、彼らの中では「今作は食べやすい」みたいに思う方も多いんじゃないか、とも思ったりする、そんな作品です。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★関連(個人的お勧め含む)作品 ・記事
↓ポストロックバンド、トータスの1stアルバムの『Cornpone Brunch(下記、M-10)』にて、今作『Armenia City in The Sky』のイントロが引用されています。効果としてシンプルに、親近感に繋がったと思いますね。
↓前回の当カテゴリの記事はこちら。Nightmares on Waxの2ndアルバムは、煙をくゆらすリラックス感…見事な表現力でした。

