いちいち、音楽を考える。

音楽はフィーリングも大事だけど、いちいち考えてみたくなるんです。

もっと怖いもの知らずでもいいような…【Walking Like We Do/The Big Moon(2020)】

こんばんは。キタダハルキです。

今日はやっと髪を切りに行けて一安心…なんですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、それでは今日は購入物レビュー、やっていきたいと思います。

今日のキーワードは…【もっと怖いもの知らずでもいいような…】

それではレビューしていきたいと思います。

■Walking Like We Do/The Big Moon(2020)

Walking Like We Do


www.youtube.com

It's Easy Then

It's Easy Then

  • The Big Moon
  • オルタナティブ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

ロンドンの女性4人組インディーロックバンド、ザ・ビッグ・ムーンの2ndアルバムです。

まず驚いたのは冒頭の『It's Easy Then(M-1、上記)』から『Your Light(M-2)』への流れ。1stのころはガレージライクなフィーリングも強かった彼女たちですが、一気に成熟・洗練の流れへ。この時点で今までとは違う、という強力な主張にもなっていますね。


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Your Light

Your Light

  • The Big Moon
  • オルタナティブ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

もっとも、そのことはつまりインディーロックからもはやインディーポップ(かなりキーボードが目立つサウンドに)へとジャンルを鞍替えしたぐらいの勢いということでもあります。個人的には全体として相当サウンドが変わったように思いますし、従前のサウンドを期待していた方からはどう見られるかなー?とは思います。

それでも、そのときの自分たちの旬を出した素直な感覚はうかがえる*1ので、それこそ勢いだけじゃアカンねや…みたいに思った側面もあるでしょう*2し、彼女たちの『いつもの歩み(Walking Like We Do)』という言わば「そのときの」パッケージングを受け入れられるか、そうでないか、ということになるんじゃないかと思います。

↓ちなみにアルバムタイトルは下記『A Hundred Ways to Land(M-10)』の歌詞から来ています。時代に翻弄されずに、という部分がサウンドの新旧折衷度合いからもうかがえます。


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■終わりに:もっと怖いもの知らずでもいいような…

レビューは以上になりますが…

改めて聴いてみると…もっと怖いもの知らずでもいいような、とも思ったのはありますね…。アグレッシブで、ともすれば無謀とも捉えられるようなほとばしるようなもの*3はなかった寂しさもあるのが本音ではあります。

ただし、できない・やりたくないことを続けてもらうわけにもいかず…かつ、当アルバムは十分クオリティが担保されていて、私自身10周していることを考えると…複雑な気持ちではありますが、実際に聴いてみてどう思うか、というところですよね。

The Big Moon Walking Like We Do ジャケット画像
Walking Like We Do/The Big Moon(2020)

それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。

★The Big Moon・アルバム時系列レビュー

次作(3rd)のレビュー記事はこちら。ボーカルのジュリエットがこのアルバム制作直前に妊娠。急遽内容を変更したというリアリティあるパッケージの作品です。

musictherapy.hateblo.jp

★関連(個人的お勧め含む)作品・記事

↓当ブログの月間ヘビープレイ紹介企画『最近、こんなの聴いてます。』'23年8月号の第4位に当作品がランクイン。下記記事と違い*4、今回しっかりレビューした中では批判点もあげましたが、結局再生数が伸びてはいたところに答えがあると思います。この号は再生数が2か月足らずで10回前後まで伸びた作品ばかりの5枚が揃った号です。

musictherapy.hateblo.jp

 

↓前回の当カテゴリの記事はこちら。シンガーソングライター・小林建樹の作曲の幅はまさに魔術師。下記作品はそのポップの真髄が集まったまさにギフトでした…

musictherapy.hateblo.jp

 

*1:要は、流行りモンに合わせて力を失ってしまった、とかではないってこと。

*2:『Dog Eat Dog(M-3)』にもあるように、弱肉強食の現実にぶち当たったのもあるんやろうなぁ…。

*3:特にメロディ面がね…あのねじ込んでくるような感覚は個性的でした。

*4:とはいうものの、ほう?そうきますか?とは言っている。内心はとまどっていたかも…