こんばんは。キタダハルキです。
今日は免許を更新してきてちょっと疲れたんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、今日は購入物ではないもののインパクトに残った作品のレビューになります。
今日のキーワードは…【もはや発明、おしゃれすぎる】。
それではレビューしていきたいと思います。
■K.AND HIS BIKE/the band apart(2003)
日本のミクスチャー…という呼称で正しいのかはわかりませんが、多彩な音楽性で魅せるバンド、the band apart(以下、バンアパ)の1stアルバムです。
なんといっても、上記『Eric.W(M-9)』。この衝撃は今でも忘れられないですね。
ファンクとサンバが合成されて、静と動のメリハリ、そして全英語詞が醸し出すおしゃれさ…もはや発明だと思っていましたね。この楽曲にリアルタイムで出会えたことは紛れもない幸せのひとつだったと思います。
なんせ、その高いミクスチャー・アレンジスキルが終始光っていて、ハードにもソフトにも振れていて、スカした感じにならずに素直に盛り上がりやすくもあるんですよね。『Fool Proof(M-6)』のボサ調からパンクのように盛り上がる展開も出色。
それに加えて、末尾ではなんとディズニーカバー『WHEN YOU WISH UPON A STAR(M-11、シークレットトラック)』をファンキーに再構築したものが収録。これもまた「え?こんなにおしゃれになんの?」って驚きがね…。
もっとも、歌唱部分に関しては楽曲内テクスチャ感がちょっと強くて埋もれ気味な面はあってそこが気になる方もいるかもしれませんが、それでも日本のロックの表現が一歩先*1に進んだという意義は大きく、押さえておきたい一枚だと思いますね。
■終わりに:当時高1の私にとって…
レビューは以上になりますが…
バンアパは本当に、私と同世代クラスのバンドマンならほぼ影響不可避の存在だったと思います。それぐらいに、当時高1の私にとって「おしゃれ」なサウンドの存在感は大きかったですね。
今聴いても多彩かつ洗練されたサウンドの気持ちよさは色あせませんし、ぜひ今からでも聴いてみてほしい一枚です。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★関連(個人的お勧め含む)作品・記事
↓日本を代表するポップロックバンド、緑黄色社会が好きな方にお勧めするバンドとしてバンアパを紹介しています。実際、メンバーから作曲インスピレーション元としての言及もありましたね。
※前回の購入物レビューはこちら。圧倒的ポップロックを鳴らし続けるUNISON SQUARE GARDENの出世作です。ここから快進撃が始まった。
*1:それこそ、ポストロックの走りではないかと。

