こんばんは。キタダハルキです。
今日はゆっくり起きた一方でそれでも書き仕事を結構スムーズにこなせていてうれしいんですけども…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日は購入物レビュー、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【傷だらけになりながらも、なおリスナーを癒そうとするような…】。
それではレビューしていきたいと思います。
■SOS/SZA(2022)
ニュージャージー拠点のシンガーソングライター、SZA(シザ)の2ndアルバムです。超がつく高評価だった1st『Ctrl』から約5年ぶりのアルバムです。アメリカだけでこのご時世に800万枚というとてつもないセールスを挙げたアルバムでもあります。
いやぁ…こりゃすごいですね…私、洋楽R&BのアーティストのCDを購入したのこれが人生初なんですよ。
モールス信号の打電のような音から幕開けして、おぞましいほどの恋愛の葛藤がメロディの美しさでくるまれている大ヒットシングル『Kill Bill(M-2、上記)』への流れでもうキャッチはばっちりなんですよね。
上記のこととも絡みますが、リリックはまぁまぁどぎつめ・激しめながらも聴き味は静かな圧力って感じなんですよ。こっち見ろ(聞けというよりも)って感じで、グッと迫ってくるというか…ボーカルもあくまで優しく、だけどきちんとパワーが通っているというか…。
あとは、曲のつながりが非常になめらかです。えっ、もう8曲目?みたいになっていることも珍しくなく、スルスルっと聴けます。67分前後もあるとは到底思えないほどに。
↓その8曲目『Snooze』も、穏やかなトーンでセクシャルど真ん中を貫いてきます…
これだけ書くと、ただの情動的なアルバムみたいに見えるかもしれませんが、このアルバム自体が彼女が立ち直っていくまでの過程というか、そのセラピオティックな癒しの流れを描いているともいえる内容ながら…それをこう…聴き味がどぎつくならない形で提示するまでにはいかほどの苦悩があったのか…と思うと…ギュッとなる部分もありますね。
■終わりに:傷だらけになりながらも、なおリスナーを癒そうとするような…
レビューは以上になりますが…
何度も言うように、歌詞の内容は「おお…」ってなってしまう方も多いと思いますが、聴き味はむしろこちらが癒されるような出来なんですよね。傷だらけになりながらも、なおリスナーを癒そうとするような重く、深い愛のアルバムが当作品なんじゃないか、と思ったりしますね。
それこそ、R&Bがメインの守備範囲ではない私でもガッツリ聴けるぐらいのアルバムなので、テーマこそ重いけれど、気軽に手を出してもいいアルバムだと思いますね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★関連(個人的お勧め含む)作品・記事
↓セラピオティックな癒しの過程といえば…やはり私はジョンを想起してしまいますね。当作品はもっともっとむき出しで、本当に見せてもいいのか?とハラハラもさせられるアルバムです。
※前回の購入物(とは違うけどピックアップ作品)レビューはこちら。鬼束ちひろの初期ベストは、本人監修なしながらもシングルだけにとどまらない幅広い選曲に。

