こんばんは。キタダハルキです。
今日は久々に、早めに目が覚めて整った感があるんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のDMM月額レンタル日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【近未来的な、あたらしい煌めきを映す】。
それではレビューしていきたいと思います。
■HIGHVISION/スーパーカー(2002)
'90s後半~'00s前半大きな存在感を示したロックバンド、スーパーカーの4thアルバムかつ、彼らの最大セールスの作品です。
ロックバンド、という話をしましたが、今作では前作の流れをさらにエレクトロニカ側へと加速。テクノのような聴き味が主体*1です。上記『STORYWRITER(M-3)*2』に関しては従来の彼らのようなロックサウンドですが、特にイントロ部分・締めは解体されたようなエフェクトが際立ちます。近未来的ですよね。
もっともっとテクノ色が強い曲でピックアップすれば、リアルタイムでも驚かされたフルカワミキ(Ba.)メインボーカルの『STROBOLIGHTS(M-6)』ですね。
ロックというよりはもはやテクノポップのポジションにまで遷移していて、爆発的にキュートで、耳というか目が離せないような感覚があるんですよ。それこそ『HIGHVISION』の彩度を担う大大大名曲だと思っています。
もちろん、今作には忘れてはならない代表曲『YUMEGIWA LAST BOY*3(M-8)』も収録。こちらはフューチャリスティック的な意味での『HIGHVISION』の核ですよね。そぎ落とされていた流線型のようなカッコよさ…
もっとも、このエレクトロニカに向かう中で方向性には齟齬が生まれていった*4のか、今作のわずか3年後に解散、という流れになるんですけども…この大胆なエレクトロニカアプローチにチャレンジしたことはロックにおいてエピックだったと思いますね。
■終わりに:当時は賛否あったか…?
レビューは以上になりますが…
当時はどうだったんだろう、賛否結構分かれていたんですかね?実際問題として、今作は彼らの初期のサウンドとはかなり異なります。決定的な新しさと煌めきは感じますが、衝突は避けられないような感覚も。
ただ、いま聴いてもかっこいいというか…未来的に感じられるサウンドで抽象度を保てていて飽きは来にくい作品だと思いますね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★関連(個人的お勧め含む)作品
↓今作のサウンドプロデュースを務めたRovo。彼らの武器は尖ったトランスサウンドですがその中でも43分1曲のトンデモアルバムを推しておきます。宇宙にいける壮大さです。
↓フルカワミキがくるりの下記アルバム収録『ばらの花(下記、M-9)』にてコーラスで参加しています。あのキュートな声の存在感はかなり大きかったと思います…
↓今作は当ブログヘビープレイ『最近、こんなの聴いてます。』'26年7月号の第5位です。実は結構リスニングを後回しにしていて*5今更全部ちゃんと聴いた作品でしたが、もっと早よ聴いときゃよかったですね…。この号の5枚はそんな「なんとなく」再生数の伸びた5枚でした…
↓当カテゴリ、前回の記事はこちら。トータスの1stアルバムは、実験性がありながらものっしのっしと、ゆっくりした理解でも気持ちよく聴けるポストロックアルバムです。
*1:益子樹(ROVO)および砂原良徳(ex.電気グルーヴ)がサウンドプロデュース。
*2:'22年に新たにPVが制作され、オフィシャルYouTubeチャンネルにて公開。
*3:窪塚洋介主演映画『ピンポン』主題歌。「この星で一等賞になりたいの、卓球で俺は。」というセリフは一世を風靡。ちなみに筆者はそこしか知りません…
*4:石渡は、活動後半からエレクトロサウンドに特化され始め詞より曲派の中村・古川と、詞を大切にしたい石渡とで方向性にズレが生じ始めたと語っている。ちなみに、この石渡とは、Superfly『愛をこめて花束を』などのヒットで現在大作詞家となったいしわたり淳治のこと。
*5:ベスト盤でうっすら満足していました…

