こんばんは。キタダハルキです。
今日はかなり穏やかに一日が過ぎていってるんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のDMM月額レンタル日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【アートに押し込まれず、原初の叫びを保っている】。
それではレビューしていきたいと思います。
■All Born Screaming/St. Vincent(2024)
テキサスのシンガーソングライター、セイント・ヴィンセントの7thアルバムです。
今回は冒頭から凄かったですね。『Hell Is Near(M-1、上記)』ではピンクフロイドを思わせる*1ようなプログレを匂わせ、『Broken Man(M-3)』ではNIN*2を思わせるようなゴリゴリしたインダストリアルロックサウンド…この時点で、枠をぶち破った感覚は十二分に感じられましたね*3。
改めて感じるのは…彼女のボーカルは絶対的な彩度をもっているということ。
先述したようにプログレやインダストリアルはいわばやや畑違いっぽさもありながら「あぁ…これは紛れもなく、セイント・ヴィンセントや…」ってなりますもんね。なんなら『So Many Planets(M-9)』はちょっとレゲエ色もありますもんね。
いわゆる”アートロックらしさ”みたいな枠に押し込まれずに、各楽曲が原初的な叫びのようなエネルギーを保てていて、本当の意味での自由を感じさせてくれます。
これまでの彼女の作品群の中でも楽曲展開のクセも少ない方だと思いますし、ぜひ手に取ってみてほしいと思います。
■終わりに:彼女の自己最高傑作と言ってもいいのでは?
レビューは以上になりますが…
素晴らしかったです。それこそ、彼女の自己最高傑作と言ってもいいのでは?
多彩さがありつつ、自分で統合しきれて散らかってもおらず、そう簡単に飽きるような作品でもないと思います。上記楽曲群がどれかピンと来れば間違いなく聴いて後悔はないと思います。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★関連(個人的お勧め含む)作品・記事
↓末尾の『Todos Nacen Gritando(M-10)』は、彼女が敬愛するケイト・ブッシュの下記作品収録『Hello World』からオマージュしたフレーズをハイパーなアレンジをしたという感じか?と思っています。しかしまぁ、ケイト・ブッシュのアート方面への影響力はかなりのものですよね…
↓前回の当カテゴリの記事はこちら。アンダーワールドの'24年作品は、原点に回帰しつつも深淵にたどり着くような、新旧ファンともにわかりやすく思える内容でした…

