こんばんは。キタダハルキです。
今日は疲れが出ていたのでかなり回復のための時間を取っていたんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のDMM月額レンタル日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【”導く”という意思表明を”音”で伝える】。
それではレビューしていきたいと思います。
■THE GUIDE/SPECIAL OTHERS(2010)
日本を代表するポストロックバンド・SPECIAL OTHERS(以下、スペアザ)の4thアルバムです。
冒頭の『Wait for The Sun(M-1)』の前向きに明るく光を照らすようなあたたかい音、ジャケットの灯台、そして『THE GUIDE』という導くようなタイトル…ほぼインストバンドだけに、これぐらいの雄弁なコンセプト説明がむしろ丁寧に機能していると感じました*1。
ここに続く疾走感のある『It's my house(M-2)』しかり基本的にはこの持ち味あふれる温かみある”いつもの”オルガン、クリーンなギターを中心としたアコースティックっぽい温かみのあるサウンドが展開されるアルバムです。
一方で、意欲的なサウンドも見せてくれているのが今作の特色のひとつとも思っていて。
プログレチックなハードさもサウンドに乗せている『Draft(M-6)』、即興的な崩しも見受けられる『RCA(M-8)』など、ただ安住・安心させるわけじゃなく今後の道を示せていると思うんですよね。
総じて、インストながら伝わる表現が光る一作で、それがセールスでも証明(オリコン10位、登場回数7回)されていて、きわめてお勧めのしやすい作品に仕上がっていると思います。
■終わりに:安心感と冒険心のバランス。
レビューは以上になりますが…
今作のスペアザは、安心感と冒険心のバランスが取れていて、きちんと彼ららしいと思える内容でもあったのが大きいと思います。チャレンジしつつ、それを浮かせずに彩りに繋げているのもお見事だと思いました。
インスト楽曲のアルバムの初チャレンジにも十分お勧めできそう、と思いますね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★SPECIAL OTHERS・アルバム時系列レビュー
↓前作(3rdフル)のレビューはこちら。ポップで敷居が低く、シンガロング性の高いメロディも相まって非常に聴きやすいアルバムです。
↓前回の当カテゴリの記事はこちら。フリージャズ的文脈をもつサックス奏者、ファラオ・サンダースの'69年作品は、門前払いはされずにいけるんじゃない?というフリージャズ入門にも適合した内容でした…
*1:アルバムタイトルトラックの『The Guide(M-4)』もダブ的なアプローチから持ち味を発揮しているが、リードする役割はやはりM-1かと思っています。

