こんばんは。キタダハルキです。
今日は仕込んだフレンチトーストがめちゃうまで幸せな一日だったんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のDMM月額レンタル日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【このスケールは、もはや”矛盾”すらも抱きかかえてしまうのか?】。
それではレビューしていきたいと思います。
■everything is alive/Slowdive(2023)
レディングのシューゲイザーバンド、スロウダイヴの5thアルバムです。
復活作から早6年…というなかなかのゆっくりペースではありましたが、これがまたすごいな…と思わされました。
というのも、音の輪郭がバシッとついてるなーと思っていて。
ジャンルとしての持ち味とはいえモコモコ・ぼんやりしがちなシューゲイザーにおいて、今作はこの明瞭さが際立っていると思いました。特に上記シングル『Alife(M-3)』は、クリアでミニマルなのにスケールも大きいという、もはや矛盾すらも抱きかかえてしまうのか?と思わされるほどの大名曲で…そりゃ『everything is alive』やわ、とか思ってしまいますね。
あとは作りわけですよね。シングル曲は特に明快で…
↓『Kisses(M-5)』も非常にすっきりしたサウンドプロダクト。敷居が高くなくて本当に勧めやすい楽曲。
一方でアルバム曲はどっぷり沈んでいくような、浸る、感じるような楽曲に仕上がっています。『Andalucia Plays(M-4)』とか、なにもかもが沈静化しますもんね。
これでいて、曲のサイズ感もぴったりで、長そうな曲がきちんとある程度長く(最大7分弱)、それでも8曲にまとめて40分程度のアルバムでピタッとまとまっていて、構成面も非常に優れていると思います。
なんというか…こう…自分の趣味だけに耽溺するわけでもなく、でもリスナーに対して譲り過ぎて妥協するわけでもなく…。これぞ音楽ビジネスとしての理想形のひとつではないか?と思います。率直に、誰が聴いてもある程度の満足は得られるんじゃないか?と思うぐらいに、シューゲイザーとしては広範なリーチを果たせる可能性を持った作品だと思います。
■終わりに:現代に適応し、二の矢をきちんと出してきた。
レビューは以上になりますが…
凄いアルバムでしたね…恐れ入りました。復活したら二の矢が出ないバンドも少なくない中、現代のリズムにきちんと適応した作品を出してきたことが非常に大きいと思いますね。
とにかく気持ちよく聴ける作品なので、ぜひ気軽に手に取ってみてほしいですね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★Slowdive・アルバム時系列レビュー
↓前作(4th)アルバムのレビューはこちら。この作品で20年ぶりの復活を果たし、でもそんなノスタルジアは吹っ飛ぶぐらいの美しすぎる浄化の音楽です。当ブログヘビープレイ『最近、こんなのよく聴いてます。』2月号の第1位作品でもあります。
↓前回の当カテゴリの記事はこちら。リンキンの復活作は…新ボーカル・エミリーの力は十分に発揮しながらも、正直に言えばもう少し新しさがほしいとも感じた一枚に…

