こんばんは。キタダハルキです。
今日はコメダの限定クロネージュがうますぎてびっくりしていたんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日は購入物レビュー、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【ラップ俺!ビート俺!全部俺!】。
それではレビューしていきたいと思います。
■新人クレバ/KREVA(2004)
KICK THE CAN CREW(以下、キック)のMC、KREVAのソロ1stアルバムです。
このアルバムは…もう、やはり自分の中での評価がガラッと変わった上記『音色(M-3)』がとにかく大きかったと思っています。
というのも、正直言ってキックが活動停止に至るころの作風にはリアルタイムではあんまりついていけてなくてですね…。まっだまだハイファイな音楽じゃないとポップさを拾っていけなかった当時の私としては、『GOOD MUSIC』の隙間の空き始めたトラックに「うーん…」って思っていたんですよ。
↓そのレビュー記事はこちらです。今ではキックでもっとも聴き続けている作品です。
で、その印象がインディーズからのリリースとなったシングル『希望の炎(M-12)』でもっと進行した感じになって…これはちょっと、この先本当に聴き切れるんか?というところに至っていたんですよね。
そうさ 俺は 最低の人間(希望の炎)
というヴァースから始まるのもなかなかヘビーでしたしね…苦悩のうかがえるリアリティを受け止める器も、当時の中坊の私にはなかったですし…
だけど、そういう苦悩から救われたのがそれこそ『音色』からあふれ出すポップさだったと思いますし、『ひとりじゃないのよ(M-13)』でクリエイターとしての孤独からの脱出というストーリーもあり、一気に興味が湧き、結局”購入”に至ったんですよね。ここまでひっくり返された例ってそうはないんですよね。
しっかし、『ひとりじゃないのよ』ほんといい曲ですよね。こんなに音数が少ないのに、いや、少ないから?か…トラックの間に自分の心が共鳴できるんですよね。
相変わらず不遜なイメージは強いし、ライムスターとのMummy-Dとのコラボ作『ファンキーグラマラス(M-6)』にもあるように自信満々なアティテュードも健在ですが…
その自信の裏には、自分自身との果てしない向き合いがあってこそ、また音楽的な”伝わっていなさ加減”も受け止めた過程があったからこその『新人』という謙虚さへとつながったのではないかと思っています。
だからこそ、片面的でなく自己紹介として機能する、ソロデビューとして非常に大きな意義のある一枚だと思います。
■終わりに:ソロ作品でここまで聴いてる作品って珍しい。
レビューは以上になりますが…
改めて、いいアルバムだと思いますね。リアルタイムで購入したのでもう20年とか聴いてるんか…それが怖くなりましたが笑。
思い返してみると、ソロ作品でここまで聴いてる作品って珍しいなと。結局グループの方がよかったな、とか、これはこれで好きだけど…みたいなモゴモゴした感想になってしまいがちだったんですが、この作品はハッキリと好きと言い切れる作品。個性が確立されてますしね。
もちろん今でも彼は一線級で、高いセールスをキープ。キックも再活動中ですしね。だからこそ、ぜひ今からでもこの原点に触れてみてほしいですね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★関連(個人的お勧め含む)作品・記事
↓先述したキックの活動停止前最後のアルバムのレビューはこちら。超・ハイファイ、ポップのメインストリームだった『Magic Number(’03)』から一転、隙間の空いたトラックに一気に方向転換し、このKREVAのソロ作にも繋がっている作品です。
↓前回の当カテゴリの記事はこちら。フィル・スペクタープレゼンツのクリスマスソング集。誰でも知ってるクリスマスソングが、ポップの名盤へと昇華されている作品です。

