こんばんは。キタダハルキです。
先月号のこの記事を上げてから、何を書くか迷っているうちに1か月が経過…。いちいち、考えているからこそ筆が遅い…というのはありますが、もっと気楽にも書けるようになっていきたいと考えている今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
というわけで月替わりのこの企画…
最近、こんなの聴き始めました。
8月号をお送りいたします。
※先月号はこちら。
ちなみに、自覚の上で言うと「決定的に聴いてた」ってヤツは正直あんまりなかった(満遍なく、という印象)でしたが、どんな感じになったのか…。
■大貫妙子 Best/大貫妙子(1989)
先日、山下達郎氏のラジオを聴いていた時に、上記の「Summer Connection」が紹介されていて…「え!大貫妙子ってこんなにカッコいいの!?(セルフ原文ママ)」と大興奮してベスト盤を確保しました。ちなみに、シングルバージョンの方が好き、という話もされていたので、その旨も汲みつつ…。
大貫妙子氏も、名前だけは知ってるけどしっかり音源を聞いたことがない!って方、結構いらっしゃると思うんですがぜひ、聴いてほしいと思います。音が上品(演奏チームのレベルもすさまじいです)だし、聴きやすいどまりじゃない奥行きを感じさせる音楽だと思います。シティポップが再評価されてる今だからこそ、と思いますね。
■ブラック・マジック・ヴードゥー・カフェ/勝手にしやがれ(2006)
そのパンキッシュさも相まって、ロックファンからの人気も高いジャズバンド「勝手にしやがれ」の最も高いセールスをあげたアルバムがこれ。上記曲はインストですが、テレビ番組のジングルで使われたりしてるので聴いたことある方も多いのでは?
しかしまぁ、シンプルに渋い・カッコいいですね。感想がシンプル過ぎてアレですが、この中納良恵氏(エゴラッピン)とのコラボとか聴いていただけたら…と思います。
■Mr.Children 2015-2021 & NOW/Mr.Children(2022)
今年リリース・ミスチルのこの10年間の2枚同時リリースベスト盤の「新しい方」。
改めて思う、楽曲の強度の高さ…。ミスチル節が食傷気味になった時期もあったけれど、やっぱり今でもトップクラスで君臨し続けられているのは本当にすごい。改めてカラオケで歌ってみたいと思ったのも、ポップさがなせる業かなと思います。
■West Ryder Pauper Lunatic Asylum/Kasabian(2009)
このアルバムで、音楽的な奥行きが一段増した気がしますね。
カサビアンらしい「クラブとロックの融合」サウンドにとどまらず、フォーキーだったりブラックミュージック的な楽曲もありつつと、進化を決定打にできた作品だと思いますね。
カサビアンは不祥事でボーカルが脱退したりと現在は大変そうですが、それでも新作を出してセールスも挙げて…と、体力のあるバンドやなーと思いますね。
■Propaganda/Sparks(1974)
ジャケのインパクトが強すぎですよね…笑。いたずら心的なものなのかもしれませんが…。
それはさておき、相変わらずパッとはとっつきにくい奇妙さもありつつ、気づいたらクセになって聴いてる、って罠に陥るのがスパークスかなーと思いますね。音楽として古びないというか、理解するまで時間がかかるというか…。ただ、長く付き合っていける音楽、ということにはかわりないと思いますね。
■まとめ:ポップって、謎。
今回は5枚ともまったく毛色が違いましたね。
ある意味、整理されていない頭の状態とリンクした感じ。ポップの中でも極から極へ動くような感覚のラインアップになりましたが…改めてポップって謎やなと思いましたね。定義がどんどんわからなくなっていく…。
ただ、わからないなりに、どんどんこれからもレイヤーを重ねていくことで、自分の言葉として出てくればまた面白くなっていくのかな、と思いましたね。
もしよかったら、あなたが最近聴いている音楽も、コメント欄などで教えてくださるとうれしいです。